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NTTデータら、経営判断を支援するAIエージェントサービス

「経営の問い」から意思決定までの5ステップとヒトとAIの役割分担

 NTTデータとFLUXは11月5日、AIエージェントを活用して企業の経営管理業務を高度化するサービスの提供を開始した。

 同サービスは、AIエージェントが社内データを参照し、経営層や経営管理部門からの質問に対して、業績変動の要因分析や業績見通しの把握などを支援するもの。例えば、「今月の営業利益が計画を下回った要因は何か」「年度末の業績見通しと改善策は何か」「経営資源を集中すべき事業はどこか」といった質問に対し、AIエージェントが業績変動の要因や将来の見通し、改善策の候補とその財務影響を、根拠となるデータとともに提示する。

 具体的には、企業固有の業務用語や管理指標、データ間の関係性を「オントロジー」として体系化し、データの確認手順や計算・判断ルールを整備する。これにより、AIエージェントが必要なデータを特定・分析し、根拠とともに回答できる仕組みを構築している。既存のERPやEPM(経営管理システム)を置き換えることなく、社内に蓄積された実績データや表計算ソフトのデータをそのまま活用して導入できる点も特徴だ。

 サービスの提供に先立ち、原材料費の上昇に伴う価格転嫁を題材にAIエージェントを構築し、汎用生成AIとの比較検証を実施。比較検証の結果、企業固有の業務知識や判断ルールに沿った分析や回答根拠の提示において、より高い精度を実現できることを確認した。

 NTTデータは、同サービスを起点とした関連ビジネスを推進し、今後3年間で累計100億円規模の事業創出を目指すとしている。