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電通と東京藝術大学、AIと芸術の関係は探り、新たな表現の可能性を探求

 電通と東京藝術大学は、AIと芸術に関する共同研究契約を締結した。両者は「アートベース/偶然はない。」を共同の活動拠点とし、研究者、アーティスト、クリエイター、テクノロジストがAIを活用して協働する。共同研究では、「絵画の拡張」「音楽の拡張」「社会の拡張」の3つのプロジェクトを進め、新たな表現の可能性を研究していく。

 同社は、AIを単なる自動化や効率化のための技術ではなく「人とAIが高め合う」ものと捉え、AI関連の研究・開発を進めていくとしている。そんな中、今回の共同研究では対象を芸術へ広げ、東京藝術大学の芸術に関する知見と、同社が培ってきたAI活用の知見を掛け合わせ、AIが人の表現を代替するのではなく、異なる専門性や感性をつなぎ、人だけでは生まれなかった表現を生み出す可能性を探っていくとしている。また、作品そのものに加え、人とAIがどのように試行錯誤し、表現にたどり着いたのかというプロセスについても研究していく。

 今回の共同研究では、神田の「アートベース/偶然はない。」を活動拠点と位置づけ、研究者、アーティスト、同社クリエイターやAI領域のテクノロジストなどが継続的に集まり、領域を越えて協働する場として活用。制作や実験を行なうだけでなく、制作された作品や研究成果を展示・公開し、その評価を次の研究や制作につなげていく。