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イトーキ、拠点の意思決定をAIで支援する「ITOKI OFFICE AI AGENTS」

新ソリューション「ITOKI OFFICE AI AGENTS」

 イトーキは、2月に発表したワークプレイス事業「Office3.0」の新ソリューション「ITOKI OFFICE AI AGENTS(イトーキ オフィス AIエージェント)」の提供を11月4日に開始した。

 同ソリューションは、各拠点の運用状況をモニタリングし拠点戦略の意思決定を支援する「Facility Portfolio AI(ファシリティ ポートフォリオAI)」、オフィスの移転・改修プロジェクトをサポートする「Workplace Insight AI(ワークプレイス インサイトAI)」、会議室や席の空予約を解消し稼働率を最大化する「Space Matching AI(スペース マッチングAI)」の3つのAIエージェントで構成している。

3つのAIエージェントの概要

 ITOKI OFFICE AI AGENTSは、データドリブンなオフィス構築・運用の支援実績、設計データ、長年にわたり蓄積してきたオフィスデザイン・FMの知見を基盤に開発した、ファシリティマネジメント領域に特化したAIソリューション。課題に応じて段階的に導入できる。

Facility Portfolio AI(ファシリティ ポートフォリオAI)

 オフィスに関するさまざまなデータを取り込み、AIの支援を受けながら可視化・分析・シミュレーションを行なう。データ分析の専門人材が担うデータの整備や分析モデルの設計をAIが支援し、「何を決めたいか」を自然言語で指示し判断に必要な分析画面を作成できる。

拠点の稼働状況の可視化画面(開発中の画面イメージ)

Workplace Insight AI(ワークプレイスインサイトAI)

 オフィスづくりとFMの専門知見を備え、移転・改修や既存オフィスの改善プロジェクトを上流からサポートする。アンケートやヒアリング記録、図面などをまとめて読み込み、課題と改善の方向性を整理する。

オフィス診断・改善提案の画面(開発中の画面イメージ)

Space Matching AI(スペースマッチングAI)

 使用されていない予約を解放し、空いたスペースを使いたい人へ知らせることで、会議室や席を増やさずに実質的な供給を増やしオフィスの稼働率最大化を支援する。下記、2つの機能を提供する。

・No-Show Hunter(ノー ショー ハンター)

  • センサーによる在席の検知と予約情報を照合し、予約時間になっても使われていない「空予約」を検知
  • 空予約の発生状況や解放の結果をダッシュボードで把握でき、会議室の増設などを判断する前に実際の使われ方を確認可能
  • 同社のセンサーデバイス「ITOKI OFFICE DEVICES」と連携。センサーは人の在不在のみを判定し、個人を識別しない

・Open Now(オープン ナウ)

  • 現在空いている会議室・Webブース・個人席をスマートフォンで一覧し、ワンタップで予約できる直前予約向けのモバイルアプリ
  • 希望するスペースの種類を選んでおくと、空きが出た際に通知。No-Show Hunterで解放されたスペースもすぐに案内し無駄なく活用
空予約レポート画面(開発中の画面イメージ・数値はデモ値)
アプリケーションの操作画面(開発中の画面イメージ)
連携するセンサーデバイス「ITOKI OFFICE DEVICES」(Office Box)

同ソリューションの特徴

  • 既存の業務データから着手可能:特定の機器の導入やデータの完全な整備を前提とせず、企業がすでに保有するデータから活用を始められる。
  • 企業データを安心して活用できる設計:分析対象となる情報は利用者のPC内で管理し、AIには処理に必要な範囲のみを送信する。またAIによる分析結果は、独立した検証ルールで照合し、根拠を確認できる形に記録することで、安心して業務に活用できる。
  • 専門メンバーによる伴走:導入初期のデータ収集・整備、分析の目的整理、業務の進め方の設計を同社の専門メンバーが支援する。