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フロンティアAIで業務プロセスを再構築する「Box Architect」

 Box Japanは、エージェント型ワークフローを自律的に構築、管理、最適化を可能にする「Box Architect」を発表した。Box Architectは、11月以降にEnterprise Advancedの顧客向けにβ版として提供を開始する予定。新たな脅威保護機能は、2027年初めにEnterprise AdvancedおよびBox Shieldを利用する顧客向けに提供される予定としている。

 Box Architectでは、チームが「Box Extract」「Box Automate」「Box Apps」「Box Forms」といった機能を活用し、Boxですでに利用しているファイルやツールを横断して自律型エージェントを導入することで、統合されたプロセスを構築できるようになる。

 また、Anthropic、OpenAI、Google、NVIDIA、IBMなどの主要なモデルから選択し、簡単なタスクには低コストのモデルを、複雑な推論にはより高度なモデルをというように、ワークフローの各段階に適したモデルを柔軟に選択できる。

 ワークフロー全体を通じて、コンテンツはBox内に保持され、既存のアクセス権限やポリシーに基づいて管理され、組織がエージェントのアクセスや活動を管理するためのセキュリティ制御も適用される。

 同社は、大量のデータ持ち出しやアカウント乗っ取りなど、エージェントによる攻撃の検知と封じ込めを支援する新たな脅威保護機能の開発も進めている。この機能は、エージェントが企業コンテンツに対して何にアクセスし、何を実行できるかを管理する、現在提供中のエージェント向けセキュリティ制御機能を補完する。

 Box Architectによりユーザーは、下記の機能を利用できる。

ワークフローの設計

 プロセスや目標を平易な言葉で説明して、ワークフローを設計可能。Box内のコンテンツや手順を活用して、段階、判断、引き継ぎを定義する。すべてのステップには、既存のアクセス権限、分類、保持ポリシーが適用される。

本番稼働前のワークフローのテスト

 実際のコンテンツや例外的なケースを使って、ワークフローをテストできる。チームはエージェントの出力やルーティングをプレビューし、重要な判断の場面に人による確認や承認を加え、各ステップに適したモデルを選択できるため、確信を持ってパイロット運用から本番運用へ移行できる。

必要な機能を備えたワークフローの導入

 各プロセスに必要なBox Apps、エージェント、自動化、フォーム、ドキュメントテンプレートを組み合わせたワークフローを導入可能。結果を監視して改善案を提案し、管理者はワークフローを公開して全社で標準化できる。

現在提供中のエージェント向けセキュリティ制御機能

 同社は、新たな脅威検知機能とともに、許可されていないエージェントの操作から企業コンテンツを保護するための強化されたセキュリティ制御機能も提供する。エージェントが機密データにアクセスし、操作できるようになる中、これらの制御機能は、コンテンツの持ち出し、漏えい、削除につながる可能性のある活動に対する保護を強化する。

 エージェント向けセキュリティ制御機能によりユーザーは、下記の機能を活用できる。

エージェントがアクセスできる情報の制御

 エージェントおよびエージェントがアクセス可能な分類済みコンテンツを管理する、分類に基づくポリシーを設定できる。

エージェントの操作の制限

 MCPガードレールにより、Box管理者は、コンテンツの作成、移動、外部共有など、エージェントが利用できるツールの範囲を設定できる。

有害となり得る活動の検知

 顧客が定義した制限をエージェントの操作が超えた場合にチームへ警告する、しきい値に基づくポリシーを設定できる。