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盆栽の美学を言語化してAIへ実装、東大発「JinShari」
2026年9月10日 10:24
盆栽AIプラットフォーム「JinShari(ジンシャリ)」の開発および盆栽の美学・文化研究を進める東京大学大学院の研究チームは、8月28日から31日にマレーシア・クアラルンプールで開催された「第10回世界盆栽大会」にて、セミナー実施および体験デモの提供を行なった。
4年に一度開催される世界最大級の盆栽の祭典「世界盆栽大会」。盆栽は今や世界各地に愛好家が広がるグローバルな文化となっている一方、その根底にある「余白」や「引き算」の美学、「わびさび」といった精神性は、個人の修練による暗黙知として受け継がれてきた側面が強い。そのため学術的な体系化はいまだ途上にあり、そうした背景のもとで「JinShari」研究チームによる特別セッションが実施された。
盆栽AIプラットフォーム「JinShari」の紹介セッションでは、樹種・居住地に応じた最適な管理をサポートする「AI生育管理」や、理想的な樹の姿をシミュレーションする「AI樹形構想」といった開発中の機能を発表。会場では、スマートフォンで写真を撮るだけで盆栽の見どころを可視化するAIプロトタイプの体験デモも行なわれた。
また、学術系クラウドファンディングサイト「academist(アカデミスト)」にて、盆栽の美意識を言語化しAIへ実装する研究プロジェクトの資金調達が9月1日に開始された。「盆栽から他の日本文化へと関心を深める」「他の日本文化から盆栽造形の着想を得る」という双方向の循環を生み出すことを目的とし、「多言語・多文化対応の美学データベース」の構築を目指すとしている。










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