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GPT-6 AstraがCriticalレベルのサイバーセキュリティ能力に到達

企業向けの新機能も発表

 OpenAIは、企業向けに強化したAIモデル「GPT-6 Astra」の新展開として、安全性検証および企業向けの新機能を発表した。

 同モデルは、同社の「Preparedness Framework」で、Criticalレベルのサイバーセキュリティ能力の閾値に初めて到達した。この能力向上に伴い、Astraが安全およびセキュリティの境界を遵守するよう訓練を施した。また、安全対策を回避しようとする試みに対する体制を高め、有害な応答を遮断する自動チェック機能を導入して、不正利用に対する保護を強化している。さらに、条件を満たす法人顧客のAPI利用に対しては、データ保持ゼロの設定が適用される。

 訓練においては、機密情報の漏洩、ダッシュボードの共有範囲の広さ、データの削除といった困難なビジネスシナリオを想定し、社内のコンピュータを使用したベンチマークテストを実施した。その結果、意図しない結果を出力する割合が、前世代モデルの「GPT-5.6 Sol」と比較して89%、「Claude Fable 5.1」との比較では74.7%減少した。

 企業向けの新機能としては、エンタープライズ管理者コントロールを追加した。組織の管理者は、承認されたWebサイトやデスクトップアプリケーションへのアクセス制限をはじめ、ファイルのアップロードおよびダウンロードの管理、閲覧履歴の制御を設定可能となる。

 加えて、重要な操作を実行する前に事前の承認を義務付ける確認ポリシーや、潜在的に安全ではない、または不正なツール呼び出しを自動でレビューする機能も搭載した。これによりチームは、限定的な構成から開始し、段階的にアクセスを拡大することができる。

 あわせて、ChatGPT Desktop向けには、Oracle Analytics、Power BI、Navan、Avalaraといった外部のプラグインと連携するエンタープライズプラグインを導入した。