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NTTドコモビジネス、AIワークロードを検証可能な「GPU over APN Testbed」
全国広域分散GPU実証環境を札幌、金沢、福岡、大阪、首都圏4か所の計8拠点に配置
2026年7月6日 18:55
NTTドコモビジネスは、低遅延・高速大容量通信を実現するネットワーク「IOWN APN」を活用し、全国に分散配置されたGPUリソースを1つのプラットフォームのように利用できる全国広域分散GPU実証環境「GPU over APN Testbed」(以下、同実証環境)の提供を開始した。
同実証環境は、札幌、金沢、福岡、大阪、首都圏4か所の計8拠点にGPUを分散配置し、分散AI学習や分散AI推論、RDMAを運用した拠点間の大容量データ転送といった先進的なAIワークロードを100Gbps級の低遅延・高速大容量通信とGPU環境で検証できるもの。
これにより、分散されたGPUリソースの活用を「体験できる」共同実証の場として顧客に提供するとともに、NTTグループのAIネイティブインフラ「AIOWN」の中核の1つ「AI-Centric ICTプラットフォーム」の実現を推進する。
全国広域分散GPU実証環境「GPU over APN Testbed」
同実証環境は、広域ネットワーク環境の下、分散GPU活用の実用性を検証するためのもの。IOWN APNを介した低遅延・大容量通信を活用することで、地理的に離れた拠点間でもGPUが一体的に利用可能となり、分散型のAI学習や推論、離れた拠点間でのデータ処理に関する検証を実環境で行なえる。
同実証環境の主な特徴は、以下の通り。
IOWN APNを活用した全国広域接続
IOWN APNによる100Gbps級の低遅延・大容量通信を活用し、全国に分散したGPUを1つのように連携させることが可能。従来、距離やネットワークの遅延が制約となっていた、GPU間の連携において、IOWN APNを用いることで、地理的な距離を意識することなくGPUを運用できる環境を実現している。
広域かつ柔軟なGPU利用環境
同実証環境では、地理的に離れた札幌、金沢、福岡、大阪、首都圏4か所の計8拠点で、GPUを分散配置し、広範囲にまたがるGPU利用環境を実現。これにより、特定拠点へのリソースの集中を避けながら、地域性や設置環境の違いを踏まえた分散GPU活用の有効性を検証可能となる。
また、GPUは仮想マシンおよびKubernetesに対応し、マルチテナントで提供できるため、複数の企業やユーザーが1つのハードウェアを効率よく利用可能な点も特徴となっている。
今後の展開
同社では、「同実証環境の提供を通じて得られた知見や技術的成果を活かし、今後はGPUサービスへの展開を進めていきます。また、お客さまやパートナー企業とも連携しながら、本実証環境を活用したユースケースの創出を継続的に推進します」。
「これにより、分散AI基盤の社会実装に向けた課題整理と知見の蓄積を進めるとともに『AI‑Centric ICTプラットフォーム』構想の実現に向けて活用していきます。加えて、NTTグループにおけるAIネイティブインフラ『AIOWN』の展開を推進していきます」としている。



















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