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NVIDIAジェンスン・フアンCEOが来日、16日「日本のAIが始まる“大きな発表”」へ
2026年7月16日 07:44
7月15日に都内で開催された、自律型AIエージェントをテーマにしたNVIDIA主催のイベント「Build-a-Claw-Tokyo」に、同社ジェンスン・フアンCEOが駆けつけた。妻にプレゼントしてもらったという新しいジャケットで登場した同氏は、「明日(16日)大きな発表がある」と述べるとともに、日本のAI産業のポテンシャルの高さを語った。
日本は長い付き合いのある親友
「Build-a-Claw-Tokyo」は、自律型AIエージェントをテーマにしたワークショップイベント。主にエンジニア向けに、OpenClawや、それを内包したNVIDIAのNemoClawをはじめとするAIエージェントを活用したコーディング、ロボティクスなどにおける活用方法を、NVIDIAのスタッフらがDGX Sparkなどの実機と実例を交えてレクチャーする内容となっている。
2026年3月のGTC 2026で初開催された同イベントは、先立つ6月に台湾と韓国でも実施され、今回東京での開催となった。NVIDIAによれば参加者の多くは企業のエンジニアとのことだったが、平日にもかかわらず数百名が来場。一時は会場にすし詰め状態となり、AIエージェントへの注目度の高さをうかがわせた。
そんななか、サプライズで会場に現れたのがNVIDIAのジェンスン・フアンCEO。数分という短い時間ながら報道陣の囲み取材に応じ、来日した理由、日本のAI産業における強みなどを語った。主なやりとりは以下の通り。
――日本に来た理由を。
明日、大きな発表があります。今はお話しできませんが、日本政府や多くの大企業とともに非常に大きな発表があります。また、大手企業とのロボティクスやフィジカルAIに関するパートナーシップについても発表があります。そして、今日ここに来ているAIスタートアップとのセレブレーションもあります。ここからが日本のAIの始まりになるでしょう。
――AI産業において、日本はどのような立ち位置にあると考えていますか。
日本が半導体製造において世界クラスの存在であることをみなさん知っておくべきだと思います。半導体技術と半導体製造の基盤、基礎的な化学材料、高度なパッケージングシステム、製造設備のほとんどは日本から来ています。
日本は歴史的に精密な製造や大規模な製造が得意でした。そして今はAIがあり、これらの技術を組み合わせることでロボティクスを創造できます。インテリジェントな製造の未来、ロボティクスの未来が今始まります。その意味で日本は素晴らしいポジションにあります。
――AIが社会に完全に統合されたとき、世界はどうなると考えているでしょうか。
誰もが仕事を手伝ってくれる多数のデジタルアシスタントを、そしてロボットを持つことになります。日本では深刻な労働力不足という問題を抱えていますが、オートメーション、AI、ロボティクスによって、再び経済を活性化することができます。
AIは知能を作り出し、常に動き続けるものです。エネルギーやインターネットのようなインフラとなり、すべての国、企業が利用することになるでしょう。
あらゆる国、企業は可能な限り最良のAIを使用すべきです。ただ、その国のAIは国内で育成・強化し、発展させる必要があり、輸出したり外注したりすることはできません。明日はそれに関する非常に大きな発表となります。
――経済産業省が日本の半導体企業であるラピダスに大規模な投資をしています。NVIDIAではどのように見ていますか。
日本の半導体産業、科学技術は世界トップクラスです。化学から材料、製造設備に至るまで、日本は常に素晴らしい成果を上げてきました。そしてその基盤が今、ラピダスという企業を生み出すこととなったわけです。半導体産業はこれから、今の何倍も大きくなるでしょう。
――日本のパートナー企業に何を期待していますか。
NVIDIAが日本に来てからおよそ30年になります。もし日本とセガがなければ、今日のNVIDIAは存在しませんでした(NVIDIA創業期に、当時セガの副社長だった入交昭一郎氏が、NVIDIAの経営危機を救った経緯がある)。日本は長い付き合いのある親友なのです。私たちのもつCUDAという技術の最初の顧客も日本です。日本の企業との新しい発表をたくさん用意していますので、明日をお待ちください。














































