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NVIDIAとトヨタ、フィジカルAIで共同開発の領域を拡大

 NVIDIAは7月16日、トヨタ自動車とのパートナーシップ拡大を発表した。

 両社では、NVIDIAのDRIVE AGXやDriveOSをベースにレベル2++の自動運転に対応した車両の開発に取り組んでいることを明らかにしていたが、今回の発表では提携の領域をさらに拡大し、ソフトウェア開発や工場、都市設計などでフィジカルAIの導入を推進していくことになった。

 ソフトウェア開発では、NVIDIA Megatron-LMなどでファインチューニングされた自動車用AIコードアシスタントを導入。安全重視のコード生成やレビューを効率化し、開発スピードを大幅に向上させることが期待されている。

 工場シミュレーションの領域では、NVIDIA OmniverseとIsaac Simを用いたデジタルツイン環境を製造現場に構築。シミュレーションを優先するアプローチによって、生産の効率化、ダウンタイムの削減、コスト低減を目指していく。

 都市交通インテリジェンスでは、ウーブン・バイ・トヨタがNVIDIAのH100 Tensor Core GPUやMegatron-Coreを用いて「Woven City AI Vision Engine」というマルチモーダル視覚言語モデルを開発。現実世界の状況を解釈し、都市モビリティやインフラでの予測・対応をサポートできるようにしていく。