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ラクス、業務の自動化を加速させるAI戦略を発表

「伝票作成AIエージェント」の提供、「アシストAI機能」のアップデートも実施

 ラクスは6月15日、業務の自動化を加速させるAI戦略を発表した。2030年までに人の関与を最小限に留め、業務が自律的に遂行される「完全自動化」を目指す。

AIと役割分担する「協働型AI」から、「完全自動化」へ

 正確性が求められるバックオフィス業務は、必ず人の確認・承認が必要。同社はまず、人、ルールベースシステム、そしてAIが最適な役割分担をして業務を完遂させる「協働型AI」からスタートする。これを進化させ、人が最終的な確認・承認をするだけで業務が自律的に進む「完全自動化」へ、以下の3つのアプローチでシフトする。

業務全体を理解しAIを実装

 企業の業務全体を理解し、既存の業務フローにAIを組み込む。導入しやすく効果的なAI機能を提案。

自動化領域を継続的に拡張し「完全自動化」へシフト

 AIの進化や企業の業務状況に応じて自動化の領域を拡張。使い続けることで、人が介在する業務を最小化する。

AIが『定着する』まで支援

 AI導入には、データ整備、業務ルールへの適応、運用設計、責任所在の整理といった、多くのハードルがある。企業の業務フローに合わせ、AIが定着するまでサポートする。

AI戦略ロードマップ(2025年〜2029年)

【Phase 1|2025 - 2026】入力補助・部分自動化

 AIがデータ作成や入力を先回りしてサポートし、人が迷わず作業できる関係を築く。

「楽楽精算」 伝票自動作成

 AIが領収書やカード明細、過去の履歴から申請内容を自動作成。面倒な伝票入力の手間をなくし、手作業の負担を徹底的に減らす。

「楽楽明細」 AI-PDF加工

 AIがまとまったPDFや画像を取引先ごとに自動分割・データ化。電帳法対応から帳票発行までの手続きをシームレスに完結させる。

「楽楽販売」 DB構成提案

 AIがチャットでの対話から最適なDB構造を提案し、その場で自動構築。専門知識が無くてもシステム設計が可能に。

「楽楽自動応対」 メール作成エージェント

 AIが過去の応対履歴やFAQから最適な返信文案を指示なしで自動生成。回答を探して文章を組み立てる時間を大幅に短縮する。

【Phase 2|2026 - 2027】判断支援・確認業務の自動化

 チェックや照合、レビューなど、思考を伴う領域までAIが踏み込み、人の意思決定を支える。

【Phase 3|2027 - 2029】協働型AIから、より高度な自動化へ

 信頼関係のもと、人は最終確認のみ。業務全体を自律的に完遂する。

 このほか、経費精算の伝票作成を自動化する「伝票作成AIエージェント」の提供や、「楽楽販売」のアシストAI機能のアップデートを行なっている。