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無床診療所向けクラウド型電子カルテの生成AI音声入力オプション

富士通Japanが8月31日販売開始

 富士通Japanは、無床診療所向けクラウド型電子カルテシステム「HOPE LifeMark-TX Simple type」で生成AI音声入力オプションの販売を8月31日に開始する。2028年3月末までに100ユーザーの導入を目指すとしている。

 同オプションは、医師と患者の会話音声をAIが自動でテキスト化し、そのテキスト情報をカルテの主流な入力形式の一つであるSOAP形式(Subjective:主観的情報、Objective:客観的情報、Assessment:評価、Plan:計画)に自動変換する。

 政府は「医療DX令和ビジョン2030」において、遅くとも2030年には概ねすべての医療機関で、必要な患者の医療情報を共有するための電子カルテの導入を目指すと提言している。

 しかし、診療所における電子カルテの普及率は55%にとどまっており、電子カルテ未導入の診療所の多くは、ITへの抵抗感の払しょくや電子カルテ操作の習得といった課題を抱えている。

 同社はこれらの課題を解決するため、AI技術を活用した電子カルテシステムの音声入力オプションを開発した。これにより、医師は電子カルテへの入力負荷を大幅に軽減しながら、診療記録を効率的かつ正確に作成できるようになる。