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ローカルAIを加速するNVIDIA RTX Spark搭載PCが10月登場
2026年9月7日 18:30
NVIDIAは、IFA 2026でローカルAIに関する話題をいくつか公開した。
マシンパワーの問題もありクラウドのAIサービスが主流の中、サービス料金のかからないローカルAIが大きく注目を集めている。NVIDIAはローカルエージェントのインストールがより簡単になり、動作速度が向上し、自宅にある複数のRTX PCにアクセスできるようになると発表した。RTX Sparkは、LenovoとAcerから発売される新しいWindows PCとともに10月に登場する予定となっている。
RTX Sparkは、1ペタフロップスのRTX Blackwell GPU、最大128GBの統合メモリー、および高効率の20コア Grace CPUを搭載。圧倒的なパフォーマンスと効率を実現する。このスーパーチップにより、バッテリーが1日中持続する高性能の薄型ノートPCと、常時稼働のエージェントを駆動する小型デスクトップが実現。新しいWindows Agentフレームワークと組み合わせることで、エージェントをOSレベルの制御下で安全にバックグラウンド実行することができる。
Perplexity Portable Computer
これまでローカルエージェントをローカルモデルで動作させるには、モデルの選択から互換性のある推論サーバーの探索、量子化設定の調整など、知識が必要な作業が発生していた。しかし、RTXおよびDGXシステムでは、こうした手動設定が減り、ローカルエージェントの起動と実行を容易にするように設計されている。Perplexityが発表したポータブルコンピュータエージェントにより、ユーザーはDGX SparkなどのLinuxシステム上で、モデル、オーケストレーション、ツールを単一のアプリとしてパッケージ化し、Perplexityをローカルで簡単に実行できるようになっている。Perplexity Portable Computerは、Windows版も近日中に提供開始予定。
このほかにも、Nous Researchが開発した汎用エージェント「Hermes Agent」は、高い信頼性と自己改善能力を誇る。機種やプロバイダーに依存しないHermesは、ローカルシステム上で終日動作するように設計されている。Hermesでローカルモデルを設定することで、Windows上のRTXおよびDGXシステム全体でワンクリックでセットアップが可能。エージェントはNVIDIAのGPUを自動的に検出し、適切なモデルと構成を選択。手動でのモデルのダウンロードや調整が不要となる。Windows版ではワンクリックでローカルモデルを設定できる機能が利用可能になり、Linux版も近日中にサポート予定。
NVIDIA Personal AI Router
米国の世帯の半数以上が2台以上のPCを所有しているとされているが、そのコンピューティング能力の多くは日中アイドル状態になっているという。この使われていないコンピューティング能力を連携し活用しローカルAIを実現する試みが、NVIDIA Personal AI Router(PAIR)だ。PAIRは、無料のオープンソースソフトウェアツールとなる。
エージェントワークフローでは、複雑なタスクを並列実行可能な小さなジョブに分割することが多くみられるが、すべてのリクエストが同じGPUを競合するとパフォーマンスが低下する可能性があるため、PAIRは、ローカルネットワーク上の互換性のあるPCを自動的に検出し、独立した推論リクエストを、処理能力のあるシステムにルーティング。OllamaおよびLM Studioと連携し、デバイスがネットワークに参加または離脱しても適応可能。これにより、ローカルエージェントの処理能力が向上し、より多くのタスクを並列実行できるようになり、メインシステムがゲーム、制作、その他の作業に使用されている間、AIワークロードを別のPCで効率的に実行できる。







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