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みんな使っている「ChatGPT Work」だけど、いまひとつピンときていない人へ
アクティブユーザー数が1,000万人突破した「ChatGPT Work」とは
2026年7月24日 12:11
OpenAIのAIエージェント「ChatGPT Work」とエージェント型コーディングの中核となる「Codex」だが、アクティブユーザー数が1,000万人を突破した。つい先日、7月15日に800万人を突破したなんていうニュースが流れていたが、あっという間に大台を突破した。同社によれば、ユーザー数はこの1週間で約2倍に増加しているという。
これだけ多くの人が世界で使用している一方で、いま一つAIを自分の仕事に結びつけることができずにいる人も多いという調査結果もある。自分の分身がいて器用に仕事をこなしてくれるイメージだが、なかなかこのイメージができずにいるのかもしれない。
今回はOpenAIのデモンストレーションから、自分たちの仕事をどのようにAIがやってくれるのか、その働きぶりを簡単に紹介していく。
これまでは、ユーザーがAIへの問いかけに対して答えを返すことの繰り返しだったが、ChatGPT Workでは、こちらの指示に対して自律的に仕事に対応してくれる。数多く公開されているPlug-in(コーディングや経理など、特定の業務に必要なスキルやアプリをまとめた機能)から必要なものを選択し有効にして、仕事を指示。
例えばスケジュール機能を使い、平日の朝にメールに関するチェックを行ない、必要なメールかどうかの優劣をつけ、返信に対応するという作業をやっておくようにPlug-inの設定をしておくといったことも可能。Plug-inはすでに1,700以上も存在している。
取り扱うデータとしては、Webやクラウドはもちろん、ローカルファイルにもアクセス可能。もちろん、自社の慣例に合わせてカスタマイズすることもできる。
ちなみに、プロジェクトやPlug-inは何人まで共有できるのか? ChatGPTの共有プロジェクトでは、複数のメンバーが、同じプロジェクト内のチャット、ファイル、プロンプトを共有しながら作業可能。ChatGPT Business、Enterprise、Eduでは、個人、ワークスペース内のグループ、またはワークスペースリンクを通じ共有できる。現在、1つのワークスペースプロジェクトに参加できる人数は、招待方法にかかわらず合計100人まで。メンバーには「チャット」または「編集」の権限を設定できる。
OpenAIのデモンストレーションでは、新拠点オフィスを開くのにあたり、物件見積、評価基準、スケジュール、リスクを横断して照合。価格だけでなく事業適合度や5年間のTCOまで踏まえた推奨案を、経営会議でそのまま検討できる編集可能な企画書として作成。8枚のスライドにまとめていた。
ビジネス現場でよくある作業としては、音声から議事録を作成し、まとめるといった作業があげられる。単純に音声デートを書き起こしてまとめるだけであれば、これまでにも簡単に行なうことができたが、今回のデモでは、会議音声を文字起こしするだけでなく、前回議事録と計画書といった関連文書もGoogle Driveのデータなどから照合し、決定事項、担当者と期限、未採択案、前回決定との矛盾、未解決論点に分け、曖昧な期限も具体化した実務で使える正式議事録を作成。
例えばこれをスケジューラーなどと照らし合わせ、出席者に自動的にメールで送付したり、Slackプラグインと連携することでSlackでメンバーに共有しておいてもらうといったところまでAIに指示することができる。これまでの半日作業が全てAIにアウトソーシングできるわけだ。
展示ブースのイメージの作成も行なって見せた。AIは、会場写真や平面図、ブランド資料、運営要件をまとめて理解し、実際の会場を来場者がいるような風景の完成イメージと提案スライドを作成し、施工前から空間と運営の両面を具体的に検討。一度作成したものから「コーポレートカラーの青をブースに追加したい」などいくつかの要望を追加で指示したところ、AIが対応。もちろん、これらのやりとりは納得いくまで可能だ。
サイトの作成なども可能だ。昨今話題のノーコードでのアプリ作成を行なうことができる。デモでは、Sitesとプランモードを使い、社内申請管理サイトを作成してみせた。サイトの要件を自然な言葉で伝え、実装計画を確認・承認するだけで、申請フォーム、申請履歴、管理画面、管理者権限、データ保存まで備えた業務アプリをコードを書かずとも作成し、公開まで行なった。
不安な点としては、ChatGPT Workに自社情報を入力しても大丈夫なのだろうか? という点だろう。もちろん、ChatGPT Workは、ChatGPTの既存のエンタープライズ向けセキュリティ、プライバシー、コンプライアンス、管理機能を基盤として提供されている。
ChatGPT Business、Enterprise、Eduでは、入力したプロンプト、ファイル、出力などの組織データが、デフォルトでOpenAIのモデル学習に使用されることはないし、データ通信時や保存時に暗号化される。組織の管理者は、利用できるアプリ、ユーザー、権限、実行可能なアクションを管理することができる。Google DriveやSlackなどに接続した場合も、ChatGPTがアクセスできるのは、そのユーザーが接続先で既に持っている権限の範囲内となっている。
これらのデモで行なわれたことは夢物語で「そんなうまくいくはずがない」と感じてしまうかもしれない。そこはそれ、まずはやってみることが大事だろう。ChatGPT Workを始める敷居は低く設定されているので、まずは簡単な作業から進めてみると、いつの間にかより複雑な作業をAIに任せることができるようになっていくことだろう。


























































