ニュース
電通、統合AIプロダクトシリーズ「AI For Growth Suite」を提供
2026年5月25日 12:43
国内電通グループの4社(電通、電通デジタル、電通総研、イグニション・ポイント)は5月25日、「人間の知(=Intelligence)」と「AIの知」を掛け合わせて顧客や社会の成長に貢献する独自のAI戦略を「AI For Growth 3.0」に刷新すると発表した。
電通の実践知に基づく専門AI群を、企業のマーケティング活動に実装・運用へ
AI活用をビジョンや一部業務での活動にとどめず、当社グループがマーケティング領域で培った長年の実践知を組み込んだ複数の専門AIを、企業向けに実装・運用する取り組みを開始する。専門AI群を企業の実際の業務プロセスに実装することで、継続的な価値創出に貢献する。その中核として、企業のマーケティングプロセス全体を横断的に支援する統合AIプロダクトシリーズ「AI For Growth Suite」の提供を開始した。
現在、AI活用は構想や検証の段階を終え、実際の業務プロセスにどのように組み込み、成果につなげていくかが問われる「実装」のフェーズへと移行しているが、汎用的なAIを導入するだけでは、企業の意思決定や事業成長に直結する活用には限界があることも明らかになってきた。AI活用は今、汎用性の追求から、専門性と質を備えたAIを実際の業務にどう根付かせるかという段階に進んでいる。
さらに、こうした専門AIを単体で活用しながら、AI同士が連携し、自律的に業務を担っていく仕組みの重要性も高まっている。特にマーケティング領域では、生活者理解やブランド価値、クリエイティビティ、メディアプランニングといった高度な専門性や判断が求められるため、AIにも業務や文脈に即した設計と運用、すなわち実践で活躍する「専門AIエージェント」の存在が不可欠となっている。
このような時代認識の中、新たに打ち出したAI戦略が「AI For Growth 3.0」。新戦略では、当社グループの長年の専門性や実務知見をAIに組み込み、企業の意思決定や価値創出を支える「マーケティング専門AI」の開発・提供と、その実装・活用を中核に据えています。その基盤となるのが独自の「PSDCAモデル」で、従来のPDCAに複数の選択肢や結果を予測するシミュレーション(Simulation)を組み込んでいる。このPSDCAを実現するためのdentsu Japanの2つのエンジンが、思考や構想を担う「Creative Thinking Model」と、人の行動や価値観を捉える「People Model」である。
AI For Growth の系譜
1.0:「人」と「AI」の知を掛け合わせる、成長を生むAI活用ビジョンを提示
2.0:AIアセットを深化させて、マーケティングのAIネイティブ化を推進
3.0:国内電通グループの実践知を組み込んだ専門AI群が、企業のマーケティング活動に実装
AI For Growth Suiteの概要
AI For Growth Suiteは、当社グループの長年の実践知を組み込んだ複数の「専門AIツール」と、AIエージェントプラットフォーム、データ統合・分析基盤によって構成される「統合AIプロダクトシリーズ」。1億人規模の高解像度なAIペルソナを基にした仮想定量調査で生活者理解を支援する「People Research」や、特定のAIペルソナとのデプスインタビューや対話を通じてインサイトを抽出する「Talk」といった、マーケティング業務の各工程に対応した「専門AIツール」をSaaSとして提供する。
さらに、AIエージェントプラットフォーム「Canvas」には、10種類のマーケティング専門AIエージェントがあらかじめ組み込まれている。SaaS提供だけでなく、企業が既に利用しているさまざまなAIツールから当社の専門AIエージェントをAPI経由で呼び出して利用できる機能も備える。
これらのプロダクトが、調査・戦略立案・企画・実行・改善といった業務プロセスの多くを担うことで、企業のマーケティング活動における意思決定と実行を実践フェーズで支援。こうしたプロダクトを活用しながら、企業のAI変革に伴走・支援する専門的なサービスを提供する。
異なる業務システム・AIツール間の連携のための環境基盤「Marketing Agent Protocol」
また、こうした専門AIエージェントの実践的な活用をさらに高度化するため、AI同士が連携して質の高い成果を生み出すための環境基盤として「Marketing Agent Protocol」の整備も開始した。
Marketing Agent Protocolは、マーケティング調査、企画、制作、配信といった各工程において、AIエージェントが扱う情報や役割、判断基準を共通化する仕組みで、複数のAIが同じプロトコルのもとで連携し、マーケティング業務全体の質を高めることを目指し、将来的には、異なる業務システムやAIツール間の連携も視野に入れており、既に実証実験を開始している。
同社では、今後も独自のAI戦略である「AI For Growth 3.0」を基盤に、人とAIが共に進化する仕組みの実装により、顧客の競争力強化と社会全体の持続的な成長に貢献していくとしている。


















![この一冊で全部わかる ChatGPT & Copilotの教科書[改訂第2版] 製品画像:8位](https://m.media-amazon.com/images/I/51VN-1vjvYL._SL160_.jpg)













![CORSAIR DDR5-6000MHz デスクトップPC用メモリ VENGEANCE RGB DDR5シリーズ (PC5-48000) Intel XMP メモリキット 32GB ホワイト [16GB×2枚] CMH32GX5M2E6000C36W 製品画像:2位](https://m.media-amazon.com/images/I/31ibrqUfKAL._SL160_.jpg)







