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Anthropic、Claudeのモデルや質問の言語の違いで、AIの性格が変わる?

 Anthropicは、Claudeのモデルや、使用言語によって返答結果に差があることから、それぞれのモデルによる性格の違いなどについての研究結果を発表した。

 Claude.aiの上位20言語間で、Claudeが表現する内容がどのように異なるかの結果について明らかにしている。例えば英語とアラビア語では、英語では慎重さ、厳格さ、深み、率直さに関連する表現となる傾向があり、アラビア語では敬意、温かさ、簡潔さ、実行力に関連する表現となる傾向にある。

 表現の傾向については、「温かさ」と「厳格さ」の軸で違いが起きており、アラビア語とヒンディー語では温かさに関連する価値観を最も強く表現し、英語とロシア語では厳格さに関連する価値観を最も強く表現する傾向がある。

 またAIモデルでも違いが出ており、Claude Opus 4.6では敬意、厳格さ、簡潔さ、実行力に関連する表現傾向にあり、Opus 4.7では慎重さ、厳格さ、深み、率直さに関連する表現傾向にある。

 このほかにも、例えばClaude Sonnet 4.6は配慮と感情的な温かさをより強く表現する傾向にあるとされ、Opus 4.7は正確さと精密さを重視し誤用を防ぐ傾向があるなど、モデル間で異なる傾向がある。

 Sonnet 4.6では慎重さよりも敬意を表す傾向が強く、質問者の考えや作品を肯定する傾向にある。一方、Opus 4.7では、慎重さを表す傾向が強く、質問者に危険を警告することもしばしばある。

 Sonnet 4.6は、ユーモアや遊び心など温かさを表現する傾向が最も強いが、Opus 4.7は、厳格さに重きを置いており、質問者の思い込みに疑問を投げかけ率直に批評する可能性が高いという。

 また、Opus 4.7は結論に至る論理展開を示すことで深みを重視する一方で、Sonnet 4.6では簡潔さを重視している。加えて、Opus 4.7では、その限界を率直に伝えることで率直さを重視している一方で、Opus 4.6は、実行力を重視している。

 同社では、今回のテストにおいてAIの価値観の変化についての研究指標が確立されたとし、どう変化し、ユーザーにとって有益かどうか? また、どのように対処すべきかについては今後も継続して研究を進めていくとしている。