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「Oracle AI World Tour Tokyo」基調講演レポート
マイク・シシリアCEOが語るAIインフラの重要性
2026年4月16日 14:03
オラクルは4月16日、同社や国内パートナー企業の最新ソリューションを紹介するイベント「Oracle AI World Tour Tokyo」を開催した。基調講演にはCEOのマイク・シシリア氏らが登壇し、AIに関する同社の取り組みの方向性などを語った。
同氏は「数年前あるいは数か月前には手が届かないと思われていた驚くべきことが、今や新しい日常になっている」とした上で、野村総合研究所、ホンダ、KDDIの導入事例を紹介。
AIがビジネスに与える影響について、同氏は航空業界がプロペラからジェットエンジンへと移行したことになぞらえ、「ジェットエンジンは可能性を広げた。AIも同じで、専門性を置き換えるのではなく、高める。複雑な分析や予測をAIが担うことで、人間は戦略的な判断に集中できるようになる」と説明する。
具体的には「製造業では、AIエージェントが販売や見積もり、サービスデータを横断して分析し、顧客の離脱の兆候を早期に発見して対策を提案する。この新しい世界では、AIエージェント同士が会話するが、人間がしっかりとコントロールを維持する」との例を挙げる。
シシリア氏は、「私たちは世界最大のAIクラウドを構築している。AI機能は、財務、人事、製造、リテールなど、すでに使っているアプリケーションに直接組み込まれる。あらゆる業種でAIに手が届く状態にあり、劇的な価値をもたらす。それにはAIに対応できるデータが必要になる。どうやって動かすのかを考える必要はない」と述べ、自社のソリューションの優位性をアピールした。
なお、同氏によれば、昨日、高市早苗首相に面会し、日本国内で80億ドルの投資を行なうことを伝えたところ、政府側からもこれを歓迎するリアクションがあったという。
同社では、AIの運用環境を社内や自国内で構築し、外部の影響を受けないようにするソブリン性へのニーズに対応するため、日本への先行投資を進めており、16日にはソフトバンクがOracle Alloyを採用したクラウドサービス「Cloud PF Type A」において、SB Intuitionsによる国産LLM「Sarashina」を使った生成AIサービスを6月からスタートすること発表している。
基調講演の後半にはソフトバンク 常務執行役員の丹波廣寅氏も登壇し、日本オラクル 取締役 執行役 社長の三澤智光氏との対談を行なった。
丹波氏はAIが広く活用される状況を生み出すには、「AIが一つだけ渡されても使えるわけではなくて、どんどんサービスが増えていく中で、自分たちに適したAIモデルを選り分けようとする。そのための機能をあらかじめ用意してあげて、いかようにも使えますよ、という環境を用意することが必要だと思っている」とする一方、「もう一つ出てくるのは、モデルの中にあるデータだけで十分でなかった場合。自分たちが持っている企業の情報だとか、個人の情報というものを、AIに近いところに置いておきたい、AIモデルの中に入れてより使いやすくしたい、という要望が出てくる」との見通しを示す。
その上で同氏は、Sarashinaを使った今回の取り組みについて、「ソブリン性を兼ね備えた環境を用意して、その環境の上に国産のAIを入れて、すべてをソブリン性を担保した状態で皆さんに提供する」と説明。こうした環境を活用していくことで、「海外への依存を大幅に下げた状態で、自分たちの経済活動ができるようになる」と話していた。




































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