ニュース

キオクシア、InteropでAI時代に向けた最新SSDをデモ展示

Super High IOPS SSD「KIOXIA GPシリーズ」

 キオクシアは、6月10日~12日にかけて幕張メッセで開催されている「Interop Tokyo 2026」に出展し、AI時代に向けた最新の技術展示を行なっている。

 参考展示されていたのは、GPU処理において頻繁にアクセスが発生するモデル重みデータやLLMのKVキャッシュなどのデータを記憶する高帯域幅メモリー(HBM:High Bandwidth Memory)をサポートするSuper High IOPS SSD「KIOXIA GPシリーズ」。

GPUの性能を最大限に引き出すため、小さなデータのブロックサイズで大量のデータ入出力を実現できるように設計されており、1秒あたりの入出力回数(IOPS:Input/Output Operations Per Second)を1億IOPS(512バイトランダムリード)まで高めている。

 同シリーズでは、GPUの利用可能なメモリー容量を拡大し、AIワークロードのための高速データアクセスを実現できるため、高価で容易に増設が難しいHBMを補助する役割が期待されている。

 このほか、KVキャッシュ/ローカルキャッシュ用の「CMシリーズ」や、生成データ保存/RAG用の「LCシリーズ」といったラインアップも紹介されている。

CMシリーズ
LCシリーズ

 また、実用化はしばらく先になりそうだが、「広帯域光SSD」のプロトタイプのデモンストレーションも行なわれている。PCIe 5.0に対応した光電変換モジュールを搭載したブリッジボードを用い、ホストPC側とSSD側を光ファイバーで接続し、通常の電気接続の場合と遜色ない性能が出せることを示していた。

 担当者によれば、この技術を用いることで、GPUから離れたラックに大量のストレージをまとめるなど、データセンター内の配置の自由度を高めることができるようになるとのことだ。

「広帯域光SSD」のデモ