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リコー、「Difyアプリマーケットプレイス」を社内運用

AIの市民開発加速を目指し約9,300の社内アプリを共有・再活用

 リコーは、生成AIアプリケーション開発プラットフォーム「Dify(ディフィ)」を活用したコミュニティ型「Difyアプリマーケットプレイス」を開発し、6月から社内運用を開始した。また、今夏から顧客への提供を開始する予定。

 同プラットフォームは、リコーグループ内で業務に活用されている約9,300のアプリケーション(5月時点)の中から、特に有益性が高いアプリを共有し、検索・ダウンロードできるようにするほか、要望ヒアリングAIエージェントによるアプリ自動生成や、コミュニティ型Q&Aサポート機能を備えている。

主な機能と特徴

社内外の知見を共有するアプリ基盤

 現在リコーで運用中の約9,300のアプリを起点とし、利用者が業務課題に応じたアプリを容易に検索・活用できるマーケットプレイスを構築。社内で蓄積された業務ノウハウを横展開する。

AIエージェントによるアプリ自動生成

 ユーザーが作成したいアプリの要望をAIエージェントに伝えるだけで、AIエージェントが対話を通じて要件を整理し、アプリ本体から利用マニュアル・導入手順までを一括で自動生成。アプリの開発・導入にかかる負荷を大幅に低減する。

コミュニティ型Q&Aサポート機能

 アプリの利用・開発に関する疑問を、ユーザー同士の対話で解決できるコミュニティ型Q&A機能を搭載。Q&A支援AIエージェントが議論の内容を把握し、ユーザーから指示された場合は、AIエージェントが回答する。ユーザー同士の対話を中心としながら、AIエージェントが蓄積した知見も活用することで、人とAIエージェントが協調しながら業務を行なう仕組みを提供する。

インセンティブ制度の導入(検討中)

 アプリ公開やQ&A対応への貢献に応じて、ポイントを付与するインセンティブ制度の導入を検討中。貯めたポイントによって、開発者に対してより高機能なアプリを開発できる環境を提供するといった、インセンティブの提供を予定しており、開発者とユーザーの積極的な参加を促し、プラットフォーム全体が継続的に活性化させる。

今後の展望

 7月以降に一部顧客向けにα版の提供を予定。同社では、同プラットフォームを通じてAI技術とコミュニティの力を活用し、顧客の業務効率化と新たな価値創出を支援するとともに、持続可能な社会の実現に向けて貢献していくとしている。