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治具不要でUVプリント業務を自動化するAIカメラ「IM-V7 PRO MAX」

 イメージ・マジックは8月18日、Mimaki UVプリンター「UJF-7151 plusII」専用のAIカメラシステム「IM-V7 PRO MAX」を発売した。

 同製品は、治具や事前の位置合わせを不要にし、テーブルに置かれたアクリルグッズなどの対象物をAIカメラが自動検知することで、プリント業務の自動化を実現する。

 カメラ本体はメーカーによる1年間保証が付属する(保証期間終了後も実費にて交換対応可能)。カメラの交換作業は同社製品ガイドに基づきユーザーで対応できるが交換が難しい場合は、同社の保全チームが実費で対応する。

AIカメラがもたらす革新的なプリント環境

 IM-V7 PRO MAXは、Mimaki UVプリンター「UJF-7151 plusII」専用のAIカメラシステム。「治具作成の手間とコストをゼロにしたい」「小ロットや試作の段取りを大幅に時短したい」といった製造現場の課題を解決する。

置くだけで完了する3ステップ

 アクリルブロックやカードなど、テーブルにバラバラに置いた素材をAIカメラが瞬時に自動検知し、読み込んだデザインデータを自動で適用する。

プリント素材をテーブルに置く。AIカメラが素材の輪郭と向きを自動取得。プリントデータを自動配置しプリント開始

段取り時間を大幅カット

 専用治具の取り付けや、位置決めのためのテストプリントは不要。治具を使ったワーク固定では約23分(データ作成〜プリント)かかっていた工程を、カメラによる治具レス化で約16分(テンプレート作成〜プリント)に短縮できる。

治具レス化で約16分(テンプレート作成〜プリント)に短縮

生産性の向上により日産数が約1.8倍に

 縦84.5×横53mmのホワイトカードにプリントする際の日産数比較で、従来の「面付け画像作成(治具使用)」では日産数が約1,365個(1回転1,160秒)だったのに対し、同AIカメラシステムを導入した場合、日産数が約2,458個(1回転703秒)となった。

同AIカメラシステムを導入した場合の日産数は約2,458個(1回転703秒)

治具レスによる品質向上

 カードなどの薄い素材をプリントする場合、治具の隙間からインクが回り込む裏面汚れの問題があったが、治具レスで隙間がなくなることにより、インクの回り込みを軽減し、側面のマスキングも不要となる。

治具レスで隙間がなくなることにより、インクの回り込みを軽減し、側面のマスキングも不要に

ランダムな形状の複数配置にも対応

 丸、四角、星型など異なる形状のアイテムを混在させて配置しても、カメラがそれぞれのアウトラインを自動で取得する。

丸、四角、星型など異なる形状のアイテムを混在させてもカメラがそれぞれのアウトラインを自動取得