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JSOL、AIナビゲーションサービス「TASTO.navi」を提供開始
設計部門および品質保証部門向けに先行リリース
2026年7月1日 13:53
JSOLは7月1日、製造業の設計・品質保証部門におけるリスクアセスメント(事前のリスク評価)を支援するAIナビゲーションサービス「TASTO.navi(タストナビ)」の提供を開始した。設計部門および品質保証部門向けに先行リリースする。
同サービスは、過去の不具合情報や技術資料、熟練者の判断観点を基に「何を確認すべきか」「どの観点が抜けやすいか」を段階的に提示する、製造業向けに特化したもの。
サービス・製品の特徴
同サービスは、1回のトラブルが大きな損失につながりやすい「リスクアセスメント」領域に特化した意思決定ナビゲーションサービス。相談内容に応じてその背景を読み取り、過去の不具合情報や技術資料、ベテランの判断観点など複数の切り口で自社ナレッジを段階的に引き出し、確認するべき項目や想定されるリスク、その対応策などを提示し、判断に至るまでのプロセスを支援する。
これにより、現場は単なる検索結果の一覧ではなく「何を考えればよいか」「どの観点が抜けやすいか」を把握しながら判断できるようになる。その結果、過去事例の探索や有識者への確認に要していた時間を短縮し、設計業務に集中できるようになるとともに、設計の手戻り削減による開発期間の短縮や、判断遅延による再作業の低減、問い合わせ削減にもつながる。
さらに、ベテランの思考プロセスを再現することで判断のばらつきが抑制され、品質向上や再発防止に寄与するとともに、若手が単独で判断できる範囲が広がることで、組織全体の意思決定力を底上げすることができる。
また、簡潔に相談文を入力するだけで、意図の解釈から関連情報の提示、想定リスクの洗い出し、対応策の提示までを一連の流れとして行なう。既存の自社ドキュメントを整理することなくそのまま活用できるため、初期構築の負荷を抑えながらスムーズな導入を可能とするなど、相談者の利用時の負担を最小限にとどめている。
TASTO.naviの名前に込めた想いと今後の展開
JSOLでは新規事業の創出に向け、社内公募型の新規ビジネス創出プログラムを進めている。そのプログラムを通じて生まれた3つ目の事業が「TASTO.navi」。TASTO.naviのTASTO(たすと)には、ベテランの考え方・勘所・判断基準を『足して蓄積し、何度でも活用できる資産に変える』という意味が込められている。単に答えを出すAIではなく、現場の判断を支えるナビゲーションとして機能し、意思決定の質とスピードを高めることを目指している。
同社では今後、設計・品質保証にとどまらず、製造・生産技術・管理部門などにも展開し、組織全体で活用されることで企業の判断力そのものを支える基盤となることを目標とするとしている。

















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