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マルサンアイ、AIエージェント導入で商品企画の調査・資料化にかかる時間を約半分に短縮

 マルサンアイは、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進施策の一環として6月から、商品企画業務のコンセプトシート作成工程にAIエージェントを導入したと発表した。

 その結果、情報収集・分析・資料化に要する時間の約49%削減を達成。AIエージェントの構築にあたり、オプティスの法人向け統合AIエージェント基盤「OPTIS One」を活用している。

導入効果

 AIエージェントの導入により、コンセプトシート1件あたりの情報収集・分析・資料化に要する時間が、導入前の平均34時間から導入後の平均17.5時間へと約49%短縮されたという。

 削減された時間は、消費者ニーズの深掘り、商品コンセプトの磨き込み、品質・実現性の確認、関係部門との議論にあて、企画業務の質的向上を目指す。

各社のコメント

マルサンアイ 代表取締役社長 稲垣宏之氏

マルサングループは、みそや豆乳など大豆を主原料とした商品を通じて成長してきました。伝統を大切にしながらも変化を恐れず挑戦し続ける姿勢が、その成長を支えています。今回のAIエージェント導入により、担当者がより深い企画検討に集中できる環境が整いつつあります。今後もDXを通じて業務変革を進め、『食』を通じて社会に貢献してまいります。

マルサンアイ 代表取締役社長 稲垣宏之氏

マルサンアイ DX担当取締役 山口欣也氏

今回の取り組みは、商品企画業務のあり方を見直す中から生まれました。情報収集や資料作成といった作業をAIが支援することで、担当者が企画の検討と意思決定に集中できる環境を整えています。これにより、商品企画のスピードと精度の向上を期待しています。また、本取り組みは単なるツール導入ではなく、業務プロセスの見直しと一体で進めた点に特徴があります。

マルサンアイ DX担当取締役 山口欣也氏

オプティス 代表取締役CEO 富田一輝氏

マルサンアイ様が、業務プロセスの見直しを重視されている点に深く共感しています。本AIエージェントは一般的な対話型AIとは異なり、「OPTIS One」を基盤に業務知識や判断軸、作成プロセスを業務文脈として整理し、一貫した前提に基づいて意思決定を支援できるようにしたものです。今後も伴走パートナーとしてマルサンアイ様のDX推進を支援してまいります。

オプティス 代表取締役CEO 富田一輝氏

今後の展望

 同取り組みは、第四次中期事業計画に掲げるDX推進の一環として、業務プロセスの見直しから開始した。公表KPI「企画書作成に係る調査・資料化コスト5%削減(全社ベース)」に直結する施策と位置づけている。

 同社では今後、商品企画で得られた成果を起点に、AIエージェントの活用領域を段階的に全社へ拡大し、業務変革のさらなる推進につなげていくとしている。