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Apple、Apple Intelligenceと融合し大きく進化した「Siri AI」を発表
本当に役立つAIの中心にはあなたとそのニーズがあるべき
2026年6月9日 12:49
Appleは、同社製品に関する開発者会議「WWDC 2026」の基調講演において、Apple Intelligenceの強化を図るとともに、より進化したアシスタント機能「Siri AI」を発表した。
AppleはAI開発の遅れを指摘されてきたが、Apple Intelligenceの中核となるApple Foundation ModelをGoogleのGeminiのテクノロジーを活用し共同開発を進めてきた。AIと人とのかかわりあいを「本当に役立つAIの中心にはあなたとそのニーズがあるべき」とし、AI開発によりAppleのシステム全体で幅広い機能を利用できるようにしたと発表。
今回発表された「Siri AI」は、パーソナルコンテキストの理解、アプリのアクション、オンスクリーン認識、画像解析、各Webサイトへの検索アクセスなどすべてにおいてApple Intelligenceとのやり取りで進行する。
「Siri AI」は、アシスタント能力の向上はもちろん、会話能力が進化。専用の新しいSiriのアプリも用意されるほか、プラットフォーム全体で使用できるビジュアルインテリジェンスも提供。
これまで以上にSiriに頼める機能が増えているほか、表現力や会話のペースを調整する機能も提供。システム全体で音声入力機能をアップデートし、話す内容のスペルから句読点、英語では大文字と小文字の区別まで正確に認識するという。Siriでアップデートされたこれらの機能は、CarPlayやAirPodsにも拡大される。
「Siri AI」では、複数の情報源から検証し、複数ステップに渡る行動を行なう、エージェント的な動きを実現。Spotlightと連携していることから、端末のアプリやファイルから情報を探し統合する能力も備えている。Spotlightに質問を入力をしていると、途中でSiriへの質問と認識し、写真を撮影しただけで、対象の情報を検索し回答することも可能。
これらの機能については、プライバシーの問題がつきまとう。今回の基調講演でも、各機能の説明ごとにプライバシーの保護について説明するなど徹底していた。プライバシー保護の現状について「プライバシーの保護はユーザーの自己責任になっているのが実情」とし、「AIにおけるプライバシーの保護は絶対条件」と規定。Apple Intelligenceはオンデバイス処理、プライベートクラウドにかかわらず、Appleを含めた他社がデータを保存したりアクセスすることはないと強調。また、外部の専門家の検証により、これらのことが守られるようにしていると説明。
Apple Intelligenceは、ほとんどの他社製アプリを含むシステム全体で利用可能。iPhoneだけでなく、iPad、Apple Watch、Mac、Apple Visionなどプラットフォーム全体と統合されている。
「Siri AI」は、まず英語で利用開始となり、同社によれば「速いペースで他の言語にも展開される」予定だという。最新のソフトウェアリリースで無料で提供されるが、画像生成などの一部の機能にはサーバーモデルが実用となるため1日の利用に上限が設定される予定。ユーザーには「Siri AI」のベータ版が年内に公開予定となっている。













































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