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AIを用いた風力発電風況予測モデルを開発

風力発電事業の採算向上と普及に期待

 気象解析・予報、それらの情報を活用した対応策のコンテンツ企画、制作、販売などを行なっているBlueWXは、風力発電向け風況予測モデルを開発したと発表した。

 風力発電は、脱炭素化に向けたエネルギー源として期待されているが、発電量は風速・風向といった気象条件に大きく影響される。このため設置場所については、立地判断、稼働判断、発電計画策定など精緻な風況予測が必要となる。

 現在、風況予測誤差を補うための調整力が必要であり、同社によればそのための費用が世界全体で数兆円と試算されているという。この予測精度が向上すれば電力システムの安定化につながり、風力発電事業の採算向上と普及につながることから、同社は風力発電向け風況予測モデルの開発を行なった。

 開発にあたっては、航空産業向けに高い精度を持つAI風況予測技術を応用。東北電力のデータ及び計算設備を基に開発した予測モデルが、一般的な風況予測対比で2倍以上の精度を実現したという。

 今後はこの結果を基盤としつつ、国内外の風力発電施設で商業利用できる高精度の風況予測システムの開発を目指すとしている。