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画像認識AI技術を活用しコンビニ・NewDaysの商品棚陳列判断を支援

富士フイルムシステムサービスが実証実験を開始

 富士フイルムシステムサービスは、画像認識AI技術と販売データを活用し、棚に陳列された商品の販売動向を可視化し、陳列判断を支援するシステムの実証実験を開始した。実証実験の検証期間は9月30日までの約4か月間。

 今回の実証実験は、JR東日本クロスステーションのコンビニエンスストアチェーン「NewDays」の東京都内の1店舗において実施。商品棚をタブレット端末で撮影することでAIが商品を識別し、販売データと連携し販売動向の分析結果を可視化。この分析結果を陳列判断に活用するシステムの有効性を検証することで、スタッフの経験に依存しない売り場づくりを可能とする。

 売り場の中でも特に商品数が多く、入れ替わりも頻繁に発生する「飲料」と「菓子類」の商品棚を対象に、定期的に更新される販売データと連携させ、商品ごとの販売動向を可視化。陳列判断を支援するシステムの有効性を検証する。売れ筋商品と販売が伸び悩む商品を分析し、その結果を画面上で視覚的に表示する。

 商品の形状やパッケージは類似性のあるものも多く、また見え方にばらつきがあるため、実店舗の商品棚における画像認識は難易度が高い領域とされている。店舗の商品棚を疑似的に再現した学習データの活用と、新商品でも追加学習なしで商品を識別できるAI技術により運用できる仕組みを実現した。

 本実証の結果により、商品の販売動向の可視化に加え、商品の品揃えや陳列位置の変更などを支援する機能の検討を進めていく。また、複数店舗での展開を視野に入れながら、小売店舗における店舗運営の効率化および売上強化を実現するサービスの実用化を目指す。

左の写真のように飲料の商品棚をタブレット端末で撮影し、右写真のように商品ごとの販売動向を可視化してくれる