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IBMとRed Hat、AI時代のオープンソースの未来に50億ドルを投資

 IBMとRed Hatは、オープンソース・ソフトウェアのセキュリティー強化を目的に、最先端AIと2万人以上のグローバルなエンジニアの力を活用した総額50億ドル規模の投資「Project Lightwell」を発表した。この取り組みによって、オープンソースの上流開発から本番環境までを一貫して支える、エンタープライズ向けの新たな利用モデルを確立する。

 Project Lightwellは、信頼性の高いエンタープライズ向けクリアリングハウスと、グローバル規模のエンジニア体制を組み合わせることで、脆弱性を特定し修正。デジタル基盤のセキュリティー確保、重要システムの保護、およびオープンソース・ソフトウェア・エコシステム全体のレジリエンス強化に関する米国政府の優先事項を支援する。

 また、IBMとRed Hatがオープンソース、エンタープライズAI、セキュリティー分野で確立してきたリーダーシップを基盤とし、AnthropicのProject GlasswingやOpenAIのTrust Access for Cyberなどの取り組みから知見を取り入れている。IBMの最新エージェント型セキュリティー手法を活用し、現代の企業およびAIシステムを支える基盤となるオープンソース層の保護を目的としている。

 クリアリングハウスはセキュリティーの連携レイヤーとして機能。フロンティアAIモデルを活用し、これまでに例のない規模のオープンソース・コードに対する修正の検証およびテストを実施する。

 これらの機能は商用サブスクリプションとして提供され、企業はエンタープライズグレードの検証およびライフサイクル管理のもと、安全なパッチを既存のソフトウェア・サプライチェーンに直接統合することが可能になる。

 両社はすでに、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス、スターカード、モルガン・スタンレーなどの企業と連携し、Project Lightwellの初期導入を進めている。各社の実運用から得られる知見は、複雑なソフトウェア・サプライチェーンにおける脆弱性の特定、検証、修正プロセスの高度化に反映される。