ニュース

ソフトバンク、AI時代のギガワット時規模の国産バッテリー事業を開始

 ソフトバンクは、AIの普及にあわせて必要となる電力拡大に対応するため、次世代電力インフラの構築に向けた国産バッテリー事業を開始した。AIだけにとどまらず、AIの利用のために必要となってくる、革新型バッテリーセルや先進技術を搭載した蓄電システム(BESS:Battery Energy Storage System)の開発から製造まで一気通貫で推進していく。

 同社はAIに関する事業を推進していく計画で、大阪府堺市にあるシャープの工場跡地に、AIデータセンターの機能とAIインフラ関連のハードウエアの製造を担う拠点となるAXファクトリーと、革新型バッテリーや太陽光パネルなどを製造するGXファクトリーの2つで構成される「大阪堺AIデータセンター」を構築する予定。

 国産バッテリー事業の開始にあたり、バッテリー関連技術を有する2社、バッテリーセルに関するCOSMOS LABと、蓄電システムに関するDeltaXと協業する。ここで開発された国産バッテリーは、自社で構築を進める大規模AIデータセンターに導入する予定。

 GXファクトリーにおいては、2027年度にバッテリーセルおよび蓄電システムの製造を開始し、2028年度をめどに年間ギガワット時(GWh)規模を量産し、量産バッテリー事業として、2030年度には1,000億円以上の売り上げ規模を目指す。