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NEC、独自AIで大容量3D点群データを軽量な3Dデータに変換

 NECはAI技術を活用し、データ容量が大きく細部を把握しづらい3D点群データを、軽量で高精細な3Dデータへ容易に変換する技術を、世界で初めて開発した。

AI技術と、3Dの形や空間を「小さなぼんやりした点」の集まりとして表現し、それらを重ねることで、なめらかで自然な立体映像をつくるガウシアン・スプラッティング技術を活用して高精細な3Dデータへ容易に変換する

 さまざまな分野で3D点群データを3Dデータに変換する必要となる局面があったが、データ容量が大きな3D点群データを、ポータブルデバイスや一般的なパソコン上でリアルタイムかつ現実に近く、形状や見た目を直感的に把握できる画像で表示することは難しかった。

 今回の技術が開発されたことで、自治体やエネルギー業界、高速道路事業者をはじめとするインフラ事業者など現場作業が発生するさまざまな分野においての利用が期待される。たとえば、今回の技術を利用することで点検・計測業務のリモート化を可能となり、問題の早期発見や、遠隔からの意思決定を通じた現場対応の効率化が図られ、人材不足の解消につながるとしている。

3Dデータを9割軽量化し、タブレットでも快適に閲覧・共有可能