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OpenAI最新モデル、COBOLやFortranなどレガシー言語の移行・構築性能が大幅向上

 OpenAIは、COBOL、Fortran、Visual Basicなど、学習用のデータの少ないプログラミング言語で作成されたソフトウェアやシステムの構築および移行するための機能が強化されたと発表した。

 COBOLは、ビルの1フロアを占有するような汎用コンピューターと、記録媒体にMTと呼ばれる大きな磁気テープを使用するような旧来の銀行のシステムや企業の購買システムの作成などに使われていた。世界初の高級プログラミング言語であり科学技術計算に特化して設計されたFortranなどの古いシステムは、現在においても世界中の重要なインフラとサービスを支えている。こういったシステムは常時稼働し続けていなければならないことも多く、なかなか新しいシステムへの置き換えが難しいところもある。

 さらに、古くからのシステムであることから、AIモデルが学習するためのこれら言語のコードやドキュメントが少ないこともあり、移行の難しい一面もあった。

 今回OpenAIにおいて、進捗状況を測定するために、2つの評価ツールが開発された。「MultiLangBench」は、モデルが20種類のプログラミング言語でSQLite互換のデータベースエンジンをゼロから構築できるかどうかをテスト。「COBOL移行評価」では、モデルが既存のプログラムを別の言語に移行しその動作を維持できるかどうかをテストする。これら2つのツールは、新しいソフトウェアの構築と既存ソフトウェアの動作維持という、相補的な2つのスキルを検証。OpenAIの最新AIモデルでは、幅広いプログラミング言語に対応できる能力が著しく向上していることから、より高い精度をより低いコストで実現できるとしている。

 MultiLangBenchの評価設定とテストスイートはGitHubで公開されている。

平均テスト合格率。GPT-6 Lunaは、テスト対象となったすべての言語においてGPT-5.6 Solよりも優れた性能を発揮し、より低コストな選択肢を提供する
SQLiteテスト合格率-C#