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企業AIの安全な運用基盤「Red Hat AI 3.5」一般提供開始

 Red Hatは、ハイブリッドクラウド環境におけるAI運用の基盤となる「Red Hat AI 3.5」の一般提供を開始した。Red Hat AI 3.5は、「Red Hat AI Factory with NVIDIA」の一部としても利用できる。

 Red Hat AI 3.5は、企業のAIプロジェクトを初期の検証段階から本番環境での大規模展開へ移行させることを目的とする。新機能として、展開前のモデル検証を自動化する「EvalHub」や、推論の健全性、GPU使用率、トークン消費量などをリアルタイムに可視化するダッシュボードを実装した。

 インフラの面では、マルチテナント機能を拡充し、「Red Hat OpenShift Virtualization」の仮想マシンを利用したテナントの分離をサポートする。これにより、共有GPU環境でのリソース制御を管理する。

 さらに、統制されたAIエージェントの実現を加速する。AutoRAGや、コードレビューや文書処理などの用途に向けた事前構成済みのエージェント・テンプレートを提供する。

 モデルについては、Google(Gemma 4)、NVIDIA(Nemotron 3)、Alibaba Cloud(Qwen)など、20以上の検証済みオープンモデルをカタログに追加。これらの検証済みモデルは、ベンチマークを備えているほか、Garakによる安全性や情報漏洩のリスクスコアを統合して提示している。