ニュース
アトラックラボ、国産AIフライトコントローラープラットフォームを開発
「ドローン」「無人車両」「無人船舶」の共通利用を目指す次世代制御基盤
2026年7月22日 19:47
アトラックラボは、福島県が実施する「令和8年度 地域復興実用化開発等促進事業費補助金」で、「ArduPilotベースのAI統合・高信頼性制御プラットフォームの構築」が採択されたと発表した。
同事業では、オープンソースの自動操縦システム「ArduPilot」を基盤に、日本独自の技術と信頼性の制御を融合した国産AIフライトコントローラープラットフォームを開発する。
同プラットフォームは、ドローン(UAV)に加え、無人車両(UGV)や無人船舶(USV)を共通利用できる次世代制御基盤として実用化を進め、インフラ点検、防災、建設、物流といった幅広い産業分野における無人化・省人化を目指す。
AIと制御を融合した次世代アーキテクチャ
同プラットフォームは、ArduPilotをベースにAIコンピューターを統合し、画像認識、経路生成、障害物回避、異常検知などをリアルタイムで実行。AIが周囲の状況を認識し、安全な飛行・走行ルートを自律的に判断することで、従来の自動操縦システムを超える自律運用を実現する。
非GPS環境でも高精度な自己位置推定
LiDAR、カメラ、IMUなど複数のセンサーを統合するセンサーフュージョン技術とSLAMを組み合わせることで、「屋内施設」「トンネル」「橋梁下」「プラント設備」「災害現場」といったGPSが利用できない環境でも安定した自律運用を可能にする。
産業用途に求められる高信頼性
同プラットフォームでは、AIによる状態監視、異常予測、フェイルセーフ制御を組み込み、産業用途に必要な高い安全性と信頼性を実現し、モジュール化された設計により、用途に応じた柔軟なカスタマイズにも対応する。
同社では、「同プラットフォームを自社製品であるドローン、AT-Crawler、スパイダーロボット、レールカムなどへ順次展開するとともに、OEM提供や共同開発を通じて国内外への展開を進め、日本発の制御技術として世界市場への展開を目指します」としている。





































