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「Smart at AI for kintone Powered by GPT」をJA全農ひろしまに提供

 M-SOLUTIONSは、kintoneと生成AIが連携するサービス「Smart at AI for kintone Powered by GPT」(以下、Smart at AI)を、全国農業協同組合連合会広島県本部(以下、JA全農ひろしま)に提供した。

 JA全農ひろしまでは、kintoneによる業務改善を進める中で、生成AIを「個人のチャットツール」としてではなく「業務フローに組み込めるAI」として活用するべく、Smart at AIを採用。生成AIツールの利用に関するJA全農の厳格なガイドラインのもと、地方組織からの申請によって生成AIツールの利用が全国的に承認されたのは、JA全農として初めてのケースとなる。

利用内容と効果

 Smart at AIは現在、消費者からの問い合わせ対応業務に活用されている。JA全農ひろしまのWebサイトの問い合わせフォームから入力された内容はkintoneに自動で取り込まれ、Smart at AIが過去の対応履歴とプロンプトに沿って返信文案を自動生成。担当者が文案を確認・修正のうえ、kintone上のワークフローで上司の承認を経て返信される。

 従来は担当者が文案を一から作成し、紙に印刷して上司の確認を仰ぐ必要があり、1件あたり60〜90分かかることもあった。Smart at AI導入後は、AIが生成した文案を担当者が確認・修正するだけで、上司確認もkintone内のスキマ時間で完結するため、1件あたりの文案作成業務は約10分にまで短縮された。

 業務側の効率化は、消費者体験の改善にも直結。問い合わせ対応のリードタイムは従来の平均2〜3営業日から平均1〜2営業日へ短縮され、スピーディーな返信が可能となっている。

 また、職員ごとの知識・経験差によって生じていた回答内容のばらつきが標準化され、業界用語を消費者にわかりやすく言い換える効果も得られている。

地方からの申請で生成AI利用が全国的に承認

 JA全農では、生成AIツールの利用に対し東京の本所が定めるガイドラインがあり、所定のチェックリストをすべてクリアしなければ業務利用ツールとして認められない仕組みとなっている。Smart at AIも外部への情報提供可否などの観点から厳格な審査が行なわれ、承認まで相応の時間を要したという。全農本部が定めたものではなく、地方組織からの申請によって生成AIツールの利用が全国的に承認されたのは、JA全農として初めてのケースとなる。