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eSIM内蔵のAIボイスレコーダー「Plaud One」、数量限定で年内登場

Plaud One

 PLAUDは10月21日、eSIMを内蔵したボイスレコーダー「Plaud One」を年内に発売すると発表した。価格は44,000円で、数量限定での販売となる。本日より事前登録の受付がスタートしており、事前登録を行なうことで3520円相当のクレジットが付与される。

 Plaud Oneは、完全独立型イヤホンとeSIM搭載の充電ケースの2つのデバイスで構成されるボイスレコーダー。イヤホン側にもケース側にもマイクが搭載されており、通話やオンラインミーティングはイヤホンで、対面での会議などは充電ケースで行なうといった場面に応じた使い分けが可能となっている。

eSIMを内蔵した充電ケース

 eSIMは80の国と地域での通信(4G LTE)をサポートしており、スマートフォンなしでもケースのAIボタンを押したり、イヤホンを着けて「Hey Plaud」と話しかけることで、AIエージェントを呼び出し、「今日の会議をまとめて、チーム向けのフォローアップを作成して」といったタスクを依頼できる。

 イヤホンについては、アクティブノイズキャンセリング(ANC)やLDAC、Bluetooth 5.4をサポートしており、一般的なワイヤレスイヤホンとしても使用できる。

 なお、文字起こし機能については、月300分まで無料で使えるStarterプランのほか、月1200分までのProプラン、1日24時間までのUnlimitedプラン、組織向けのTeamプランのいずれかを選択して利用することになるが、ChatGPT WorkやClaude Coworkのように振る舞う「Plaud Intellignence」については別途クレジット(Plaud Credits)を消費する形となる。

 また、カード型のボイスレコーダー「Plaud Note Pro」の改良版となる「Plaud Note Pro Flow Edition」も10月29日に登場する。価格は29,700円で、シルバーとブラックの2モデルが販売される。

Plaud Note Pro Flow Edition

 Flow Editionでは、指向性収音技術を採用したS/N比68dBのSuper Micを4基搭載することで収音力を強化しており、会議室内において最大5m先の音声をクリアに録音できるほか、ペアリングしたスマートフォンに近づくと自動的に録音データをPlaudアプリに転送し、すぐに文字起こしと要約を作成する機能が追加されている。

 21日に開催された説明会では、Head of Salesの鈴木直幸氏とPrincipal Product Managerの加納智之氏が登壇し、市場の動向や今後の展望などが語られた。

Head of Salesの鈴木直幸氏

 鈴木氏は、9月時点でグローバルのPlaudシリーズの累計利用者数が300万人を突破したことに触れ、「先進ユーザーだけでなく、仕事の当たり前になりつつある」と紹介。これまで記録、文字起こし、要約、Ask Plaudといった4つの柱でサービスを展開してきたが、新たなAI基盤として「Plaud Intellignence」を提供していくことをアピールした。

 現在は個人向けがメインになっているが、今後は6月から提供している組織向けのTeamプランの販売も強化し、個人向け・法人向けの両輪で事業を拡大していくという方向性を示した。

 続いて登壇した加納氏は、新世代のPlaud Intellignence提供の背景について、「会議の内容をクラウドで録音できるが、その会議が終わった後、そこから資料を更新する、メモを共有する、次の打ち合わせを設定する。人と人が会った後に仕事がどんどん発生する。答えを出すだけのAIは世の中に増えているが、その最後の仕事までやり遂げてくれるAIを作れないか」と考えたところから開発をスタートしたと振り返る。

Principal Product Managerの加納智之氏

 新世代のPlaud Intellignenceでは、音声に加え、写真やドキュメントも関連付けて記録し、これらのデータを元にナレッジベースを構築。アーティファクト機能で資料を作成したり、必要に応じてコネクター機能で外部のサービスと連携したり、スキルやルーティンといった機能でタスクの自動実行を行なったりできるようになっている。

 メモリー機能も用意されており、ユーザーの役割や好みなども覚えていくことで、指示の文脈を理解できるようになり、使えば使うほど便利に使えるようになっていくとのことだ。