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11gのウェアラブルAIボイスレコーダー「Memoket Gem」

Memoket Gem

 Memoketは10月21日、AIボイスレコーダー「Memoket Gem(メモケット ジェム)」の日本市場戦略に関する発表会を開催した。

 Memoket Gemは、重さ11gのウェアラブル型ボイスレコーダー。クリップやペンダント、リストバンドと、さまざまなスタイルで利用できるほか、Apple Watchと併用するためのバンド「Memoket Gem Tandem Strap」も用意されている。

さまざまなスタイルで利用できる

 会議や商談などでの会話を記録し、独自のAIエンジン「KITE」により、要約やタスク、フォローアップ事項を自動生成する。複数の会話をさかのぼれるようになっており、案件や相手ごとに整理されるため、経緯も含めて全体像を把握しやすくなっている。

 毎週月曜日には前週の会話を振り返り、今週やるべきことを提案する「AI Insights」機能も用意されている。

スマートフォンアプリ
デスクトップアプり

 なお、常時録音は行なわず、録音ボタンを押すと赤いランプが点灯し、録音中であることを示すことでプライバシーにも配慮している。

 記憶が曖昧な状態でも、スマートフォン向けのアプリ「Memochat」に「あの件、先週のミーティングでどう決まった?」と質問すれば、的確に回答してくれる。WindowsやMac向けのデスクトップアプリも用意されている。

 言語としては日本語を含む153言語の文字起こしに対応しており、ChatGPTやClaudeといったAIサービスや、Slack、Notion、Google カレンダー、Outlookといったツールとも連携可能。

 価格は31,980円で、パッケージにはリストバンドが同梱される。連続録音時間は最大20時間で、内蔵ストレージには約300時間分を記録できる。毎月300分の文字起こしについては無料で利用できるが、それを超えて利用する場合には有料プラン(月3000円で1500分までのProプラン、月5000円で無制限で利用できるUnlimitedプラン)への加入が必要となる。

共同創業者兼CEOのTerrence Wang氏

 共同創業者兼CEOのTerrence Wang氏は、1人1人の会話や経験をパーソナル・コンテキストとして記録するMemoket Gemは出発点だとした上で、「3年~5年後に向かうのは、会議用のスピーカーやカメラなどを通じた、チームで共有するチーム・コンテキスト。さらに5年~10年後には、家族の予定や日々の暮らしを支えるファミリー・コンテキストへとつなげていく」との展望を語った。

 同氏は「現在は必要な時に会話の文脈から情報を取り出す段階にあるが、そこから次の行動を先回りして支え、言葉になっていないニーズにも気づけるようにする。さらに将来には、ベテランが経験の中で培ってきた知恵を次の人へ受け継ぐことにもつなげたい」と、今後実現していくサービスの方向性を示していた。