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日本AI創造振興機構(JACIO)発足、AIコンテスト主催者に奨励金を支給
9月14日から「甲賀流忍者AIコンテスト」を開催中
2026年9月15日 13:00
一般社団法人日本AI創造振興機構(JACIO)は、AIによって新しい創造の機会を広げ、AIクリエイティブに挑戦する人・企業・コミュニティを支えることを目的に7月20日に発足した。
これまで展開してきた「Japan AI Creative Contest(JACC/ジャック)」の運営を活動の中核の一つとしながら、今後は企業とのAIクリエイティブ共創、自主開催AIコンテストへの支援、AIクリエイター支援、情報発信・調査研究などへ活動領域を広げていく。
また、個人やコミュニティが自らAIコンテストを立ち上げ、新しい挑戦の場を生み出せるよう、開催費用等を支援する「奨励金」を含む支援制度についても整備を進め、順次展開していく予定。発足後の第1弾として、JACIOが協賛する滋賀県甲賀市の忍者イベントと連携したコラボ企画「甲賀流忍者AIコンテスト」を9月14日に開催した。
| 主催(コンテスト) | Japan AI Creative Contest(JACC)/一般社団法人日本AI創造振興機構 |
|---|---|
| 募集期間 | 9月14日〜9月22日 |
| 結果発表 | 9月28日 |
| 応募方法 | JACC公式X(@JACC_AI)の募集投稿を引用リポストし、ハッシュタグ「#甲賀流忍者AIコンテスト」を付けて作品を投稿 |
| コラボ元 | 甲賀流忍者サバイバルキャンプ2026(2026年9月26日〜27日、滋賀県甲賀市) |
| 主催(キャンプ) | 甲賀市観光まちづくり協会 |
| 企画・運営(キャンプ) | 情熱クラブ |
| 協力(キャンプ) | Ninjack |
| JACIOの協賛 | 甲賀流忍法 まるっとまるーむ 情熱防災・防犯フェス(2026年9月26日、甲賀市まちづくり活動センター まるーむ) |
| 後援 | 甲賀市・甲賀市教育委員会 |
JACCで培ってきた「AIクリエイティブ×コンテスト」の実践
JACIOが運営する「JACC」は、生成AIを活用した新しいクリエイティブ表現に挑戦する場として展開してきた。
JACCでは、作品を競うだけのコンテストではなく、企業・団体との連携、商品やブランドを題材としたクリエイティブ、社会課題と結びついた企画など、AIクリエイティブを社会と接続する取り組みを行なっている。
| コンテスト開催数 | 12回(2026年1月〜9月) |
|---|---|
| 累計応募作品数 | 3,000件超 |
| 総インプレッション | 600万超(参加者投稿+JACC公式投稿) |
| 総いいね数 | 6万超(参加者投稿+JACC公式投稿) |
7月の「AIサマーコンテスト2026」には1,300件を超える作品が寄せられ、参加者投稿のインプレッションは約105万に達した。続く8月の「AI必殺技コンテスト」も748件の応募を集めている。
| 主なコンテスト | 開催時期 | 応募数 | 総インプレッション |
|---|---|---|---|
| AIキャラクターコンテスト | 3月 | 270件 | 約18.5万 |
| 母の日チャリティーAIコンテスト | 4月 | 116件 | 約14.6万 |
| AIサマーコンテスト2026 | 7月 | 1,300件超 | 約105万 |
| AI必殺技コンテスト | 8月〜9月 | 748件 | 約94万 |
JACIOでは、こうしたJACCでの実践を一つの土台として、AIクリエイティブがより多くの人・企業・社会と接点を持てる仕組みへ発展させていくという。
JACIOが取り組む5つの活動
Japan AI Creative Contest(JACC)の運営
AIを活用して作品を生み出すクリエイターが、挑戦し、作品を発表し、評価される場を継続してつくる。画像、動画、音楽など、技術やジャンルの変化に合わせながら、新しいAIクリエイティブの可能性を発掘していく。
自主開催AIコンテストへの支援
JACIOだけがコンテストを開催するのではなく、個人、クリエイター、コミュニティ、団体などが、自ら新しいAIコンテストを生み出せる環境を作る。今後、一定の基準を満たす自主開催AIコンテストに対し、下記に挙げた支援などを順次検討・実施していく予定。奨励金制度の募集条件、支援内容、金額等については、決定次第改めて発表される。
- 開催費用等への奨励金
- 賞金、賞品等への支援
- JACIOおよびJACCからの情報発信
- 参加者募集
- コンテスト企画、設計に関する相談
- 審査員や企業との接点づくり
企業との共催・協賛、AIクリエイティブ共創
生成AIを活用したコンテストは、企業にとっても新しいマーケティング・ブランドコミュニケーションの可能性を持っている。企業の商品やブランド、テーマをもとにAIクリエイターが作品を制作し、それぞれのSNS等を通じて発信することで、多様なUGC(User Generated Content)が生まれる。
JACIOでは、AIコンテストの企画・運営を通じて、下記の展開を企業とともに実践していく。
- SNSでの話題形成
- 商品、サービスの認知拡大
- AIを活用した新しいPR手法の実証
- AIクリエイターとの接点創出
AIクリエイター支援
コンテストへの参加だけで終わらず、「次はもっと良いものをつくりたい」「仕事につなげたい」「企業と一緒にものをつくってみたい」という次の挑戦につながる仕組みを整えていく。将来的には、AIクリエイターと企業とのプロジェクト連携や仕事、さまざまな共創機会の創出も目指す。
情報発信・調査研究
AIクリエイターがどのようなツールを使い、何に悩み、どのように収益化し、これから何に挑戦しようとしているのか。当事者の声を集め、調査・発信することもJACIOの重要な役割。AIクリエイティブを一過性の流行として扱うのではなく、社会・文化・産業の中でどのような価値を生み出しているのかを継続的に可視化する。
目指すのは「挑戦する→学ぶ→つながる」が循環する場所
JACIOがつくりたいものは、一つのコンテストでも、一つのコミュニティでもなく、挑戦する場があり、そこで作品をつくり、発表する。他の作品に触れ、学ぶ。仲間と出会う。企業や仕事、新しいプロジェクトとつながる。そして、また次の創作に挑戦する。この循環そのものを、AI時代の新しいクリエイティブ基盤として育てていくとしている。
人間は、太古の昔から洞窟の壁に絵を描いてきました。子どもにクレヨンを渡せば、自然と何かを描き始めます。
私は、「創りたい」という気持ちは、絵が上手いとか、動画編集ができるとか、そういう技術よりも前に人間の中にあるものだと思っています。
生成AIによって、これまで“できない”と思っていた人にも、ものを創れる道具が渡り始めました。
ただ、何でも作れると言われても、長い間ものを創ることに慣れていなければ、最初は何を作ればいいのかわかりません。
私はそれを、錆びついてしまった創造のバルブのようなものだと思っています。
JACIOは、挑戦する場をつくり、学ぶ機会をつくり、企業や社会との接点をつくることで、そのバルブをもう一度開いていきたい。
「できないからやらない」ではなく、「やってみてもいい」と思える人を増やす。
AIによって、新しい創造の機会を広げていく。そのための組織として、JACIOを育てていきます。
【一般社団法人日本AI創造振興機構 代表理事 森川誠氏のメッセージ】










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