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「NVIDIA Jetson Orin Nano 2」、2倍の推論性能と40%の省電力化を実現

NVIDIA Jetson Orin Nano 2(中央)

 NVIDIAは、フィジカルAIのエッジデバイス向けのシングルボードコンピューター「NVIDIA Jetson Orin Nano 2」を発表した。2027年前半に提供が開始される。

 同製品は、現行モデルのJetson Orin Nanoと同じ形状でありながら、2倍の推論性能(78TOPS)を実現するとともに、40%の省電力化を実現している。

 ロボティクスおよびエッジAI担当バイスプレジデントのディープ・タラ氏は、AI技術の急速な進歩により、2025年時点での1兆パラメーター規模の先端モデルに匹敵する性能が約1/30の中小規模モデルで実現できるようになってきていると指摘。今回のJetson Orin Nano 2の登場により、これまで大規模なデータセンターでしか動作しなかったようなモデルがエッジデバイス上で実行可能になるとアピールする。

 記者向けに行なわれた説明会において、同氏は「これは極めて大きな転換点であり、このような機能がロボティクス用途で利用可能になることで、今後数四半期の間にどのような進化が起きるのか非常に楽しみだ」と語り、小型で高性能な処理が求められるソーシャルロボット、遠隔地へのドローン配送、家庭用コンシューマーロボットなどへの応用への期待感を示していた。