ニュース

各AIが実行、評価、進行管理など役割分担する統合AI運用基盤

「Naikaku AI 統合システム」

 EMYSTIは、オープンソース型ワークベンチ「Naikaku AI 統合システム」をリリースした。

「Naikaku AI 統合システム」は、単一のAIに複雑な作業を丸投げするのではなく、計画、実行、批評、監督、採点、安全確認など役割を分け、人間が確認できる証跡を残しながら作業を進めていくAIワークベンチ。

 企業の実務現場では、AIが自律的に作業すること自体よりも、「どのAIが何を判断したのか」や「どの情報を外部モデルに渡したのか」、「どの段階で人間が確認したのか」、「後から社内や顧客に説明できる証跡が残っているのか」などの履歴が重要となる。「AIの自律性は魅力的だが、ガバナンスがなければビジネスでは使えない」という課題を解決するため、「Naikaku AI 統合システム」は、AIを管理・監督することで、説明可能な形で運用するための基盤として設計されている。

「Naikaku AI 統合システム」の構造としては、プランナーAIが作業計画を立て、ランナーAIは実行し、クリティックAIは弱点やリスクを指摘、スーパーバイザーAIは権限、証跡、次工程への進行可否を確認し、必要に応じて人間の判断を求めるなど各AIが役割をこなしていく。採点や安全確認の役割を加えることで、AIの出力を信じるだけではなく、複数の観点から確認できる構造となっている。

 公開版は、開発者や研究者が試せる非商用向けのソース公開版として提供。企業・研究機関向けには、業務フロー、データ管理、監査要件に合わせた個別カスタマイズにも対応する。

「Naikaku AI 統合システム」