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Moonshot AI、「Kimi K2.6」公開

GPT-5.4、Claude Opus 4.6超えの性能

 Moonshot AIは、最新のオープンソースAIモデル「Kimi K2.6」を公開した。前モデルからコーディング性能とエージェント機能を大幅に強化しており、現在、Kimi.com、Kimiアプリ、API、Kimiコードを通じて提供を開始している。

 Kimi K2.6は、コーディング性能でGPT-5.4やClaude Opus 4.6を凌駕する数値を記録している。一部のベンチマークスコアは、SWE-Bench Proでは58.6(GPT-5.4は57.7、Claude Opus 4.6は53.4)を、Terminal-Bench 2.0では66.7を達成し、開発ツールやコマンドラインの操作精度において、主要他社モデルを抑え、最高水準を示した。

他社AIとの性能をグラフで示したもの

 エージェント機能では、複数のAIを連携させる「エージェントスウォーム(Agent Swarm)」の規模を大幅に拡張した。サブエージェントの数は従来の100体から最大300体へ、工程数は1,500から4,000へと拡大。これにより、大規模なデータ分析や複数フォーマットの資料作成を並列で処理し、エンドツーエンドの処理時間を大幅に短縮する。

 このほか、24時間365日の稼働を想定した能動型エージェント「Proactive Agents(Claw)」や、異なるデバイスやモデルで動作する複数のエージェントと人間が一つのチームとして共同作業を行なえる「Claw Groups」といった新機能も備えている。