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ChromeでGeminiを手軽に使える「Gemini in Chrome」、日本でも提供開始

 Googleは、Webブラウザ「Chrome」で簡単にAI「Gemini」を利用可能となるアップデート「Gemini in Chrome」の内容についてデモを中心に紹介した。「Gemini in Chrome」は2025年9月に米国でリリースされ、各国への早期展開が望まれていた。このほど、日本を含む韓国、シンガポール、ベトナム、その他数十カ国で新たに展開されることが明らかになった。

 ChromeにおけるAIの統合はすでに進行しており、アドレスバーに表示されることでより簡単に利用できるようになっている。さらに、AIによりWeb上の安全性とセキュリティを向上させている。従来の標準モードの2倍の安全性を持つ、保護モードを強化する新しいAI機能もリリースされている。

「Gemini in Chrome」では、ユーザーがブラウジングする上で、ウインドウを行ったり来たりしながら複雑な調べ物などを行なっている現状を解決するところからスタート。ユーザーの中には、ウインドウを行き来することで途中で目的を見失い途中で諦める例も見られるという。

「Gemini in Chrome」が導入されると、画面の右上隅に新しいエントリーポイントが表示され、Geminiに質問することができるボタンが現われる。ここから新しいサイドパネルにアクセス可能となり、アシスタントとチャットが可能となる。

 見ているWebページの内容をAIが自動的に理解、長い記事は要約したり表示している商品の比較などにも即座に答えてくれる。また、画面に表示されている画像の説明だけでなく、関連する情報や背景まで答えてくれる。閲覧中の画像に手を加えることも可能で、デモでは表示された家具が自分好みではないとして、Nano Bananaを呼び出し、その場で手を加えるといったことを行なってみせた。動画についても、長いYouTube動画などについては要約してくれたり、特定の話題について語られているところまで飛ばしてくれるといったことも可能。

画面の右上隅に新しいエントリーポイントが表示され、Geminiに質問することができるボタンが現われる

 このほかにも、音声入力といった機能も可能となる。この機能を使えば、キーボードからタイピングすることなく、音声での会話形式で質問することが可能となる。

「Gemini in Chrome」は、Googleアカウントにログインしている18歳以上のユーザーのみが利用可能。シークレットモードには対応していない。また、必要に応じ「Pro」や「Ultra」などの上位モデルを選択して実行することも可能となっている。

 日本における提供対象にWindowsやChromebook Plusと合わせ、macOSも含まれている。また、モバイルに関しては、Androidにおいてはすでに統合済みで、電源ボタンを長押しすることでGeminiが起動しWebページの上に重ねて表示できる。今回の日本などでのiOS展開については未定となっている。