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複雑なコーディング作業を自律的に実行する「Claude Opus 4.7」

AIモデルの最新版「Claude Opus 4.7」

 Anthropicは、同社のフラッグシップAIモデルの最新版「Claude Opus 4.7」を公開した。4月17日現在、Claudeの全製品、API、Amazon Bedrock、Google CloudのVertex AI、Microsoft Foundryで利用可能。価格はOpus 4.6と同じで、入力トークン100万個あたり5ドル、出力トークン100万個あたり25ドルとなっている。なお開発者は、Claude API経由でclaude-opus-4-7を利用できる。

 Opus 4.7は、前モデル(Opus 4.6)より、高度な推論、コーディング、および視覚能力が大幅に強化。高度なソフトウェアエンジニアリング能力が向上しており、以前は人間の密接な監視が必要だった複雑なコーディング作業を、自律的にこなせるようになった。

 また、複雑で長時間かかるタスクを厳密かつ一貫して処理し、指示に細心の注意を払い、出力結果を報告する前に自ら検証(Self-verification)する仕組みを備えているほか、より解像度の高い画像(最大2576px/約375万画素)を処理できるようになった。プロフェッショナルなタスクをこなすときも、より洗練された創造性を発揮し、高品質なインターフェース、スライド、ドキュメントを作成する。

 最も高性能なモデルであるMythos Previewほど幅広い機能を備えていないが、様々なベンチマークでは、Opus 4.6よりも優れた結果を示している。

 Opus 4.7のサイバーセキュリティ機能は、Mythos Previewほど高度ではないが、禁止、またはリスクの高いサイバーセキュリティ用途を示すリクエストを自動的に検出してブロックするセキュリティ対策を施している。

 以下のグラフは、Opus 4.7やOpus 4.6、GPT-5.4、Gemini 3.1 Proでの、さまざまな分野にわたるプレリリーステストの評価結果を示している。

自動行動監査による全体的な行動不一致スコア。この評価では、Opus 4.7はOpus 4.6とSonnet 4.6に比べてわずかに改善されているが、Mythos Previewは依然として行動不一致率が最も低いことを示している