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音響解析AI技術を利用した漏水検知が熟練技術者並みという調査結果に

 Hmcommeは4月3日、滋賀県守山市と共同で進めてきたAIによる水道管漏水検知の実証実験を今後も継続し、社会実装に向けた取り組みを今後も進めると発表した。

 水道管から発生する漏水音を音響解析AI技術を活用して検知・分析し、これまでは熟練した技術を持つ技術者しかできなかった調査を、高度化・効率化を目指すという取り組み。

 守山市との実証では、AIが熟練調査員と同程度の判定結果を示すケースが確認され、AIを活用した漏水検知の有効性を確認。この結果から、同市では本年度も継続して実証を続けることが決定。今年度は、実運用環境でのAI漏水検知の検証を拡張するとともに、AI判定精度および運用効率の向上、水道インフラにおけるAI活用モデルの検討を続けていくという。

 森中高史守山市長は「老朽化が進む水道をはじめとするインフラへの対応は重要な行政課題の一つであると認識しています。2025年度の実証により、AIを活用した新たな維持管理手法の可能性が確認され、社会実装に向けて大きな期待を寄せています。引き続き、官民連携プロジェクトの中で市役所もしっかり伴走支援しながら、持続可能なインフラ管理の実現に向けて取り組んでまいります」とコメントしている。