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既存の溶接ロボットに後付けできる溶接専門AI「SAMURAI Analyzer for Welding」

 分析屋は、既存の溶接ロボットや溶接ラインに後付けできる溶接専門AIソリューション「SAMURAI Analyzer for Welding」を9月にリリースする。

 これまで溶接は、溶接中の状態を人の目で確認することが難しく、溶接中を撮影するカメラやレンズは存在しても、映像を乱す要素が多いため、AIが解析対象を安定して捉えリアルタイムに品質情報に変換することは難しかった。このため、高精度な溶接中解析AIは高額な溶接ロボットや専用設備に組み込まれることが多かった。

 SAMURAI Analyzer for Weldingでは、既存の溶接ロボットや溶接ラインに専用カメラとGPU搭載解析を追加し、溶接中の映像をAIでリアルタイム解析することができるソリューション。AIが捉えた形の変化や位置関係を映像・数値・グラフとして出力し、目視では判断しにくかった工程中の変化を定量的に扱える。解析結果は記録として保存でき、不良発生後に「そのとき何が起きていたか」を見返したり、条件変更前後で状態を比較したりすることも可能。

 さらに、AIが異常の兆候を検知した際に設備へ信号を送ったり、ランプで知らせたりする使い方が想定される、PLCなどの制御機器やパトライトなどの通知機器との連携も可能。溶接現場をカメラで「撮る」だけで終わらせず、映像をAIで解析し現場で使える品質情報へ変えていくことができる。

【【解析サンプル】SAMURAI Analyzer for Welding|溶接工程の可視化・解析】

 今後は、異常発生前後の映像や解析結果を自動記録し、後から振り返れる「溶接ドラレコ」機能の開発が進められている。原因確認・再発防止・監査対応の記録としての活用を想定しているという。