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敬語や商習慣をふまえ自然な日本語でやりとりできるLLM「Sakana Namazu」

 Sakana AIは、日本語に対する深い理解と高性能な推論能力を兼ね備えたLLM「Sakana Namazu」を発表した。Web検索やコード実行を組み合わせ、さまざまなビジネスの現場で複雑なタスクをこなすことができる。

「Sakana Namazu」は、オープンモデルKimi K2.6をベースに、独自のデータで日本語と日本の業務にあわせチューニングし、日本語環境下で役立つLLMを目指して作られた。たとえば、敬語や商習慣をふまえ自然な日本語で業務文書やメールを処理可能。日本語でのやり取りが中心の業務ほど、Sakana Namazuは力を発揮するという。

 ベースモデルのKimi K2.6との比較では、高度な推論・問題解決能力(数学的推論のAIME26、幅広い知識と推論力のMMLU-Pro、コーディングのLiveCodeBench v6)はベースの高い性能を維持しつつ、日本語、日本固有の文脈への理解力はすべてベースを上回っている。特にFairPoliticsQAは34.10%から56.30%へと大幅に向上している。

 現在、違うAIを使用していても、接続先の設定を1か所変えるだけで、今使用しているコードやツールがそのまま動作するため、切り替えが簡単に完了する。APIキーを取得し、base_urlを書き換えるだけの数行の変更で、既存のコードやツールからSakana Namazuを呼び出ことができる。

 利用料金は、月額費用はなく、モデルが消費したテキスト・画像のトークン量と、Web検索・コード実行を使った分だけとなっている。「Sakana Namazu」は、入力約152円/1M tokens(0.95ドル)、出力約640円/1M tokens(4.00ドル)、キャッシュ済み入力約24円(0.15ドル)。ツール利用料は、Web検索が約1,120円/1,000回・ページ本文の取得込み(7.00ドル)、コード実行が約19円/時間・セッション保持(0.12ドル)。