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キリン、AI役員「CoreMate」をグループ事業会社へ導入開始

 キリンホールディングスは、AI役員「CoreMate」のグループ事業会社への導入を開始した。

 AI役員「CoreMate」のキリンホールディングスへの導入自体は2025年7月に実施されている。

「CoreMate」とは、過去10年分のキリンホールディングスの取締役会及びグループ経営戦略会議の議事録データや、同社内資料、外部情報を学習させ、同社独自の12名の人格を構築し、その複数名のAI人格同士が経営戦略会議の中で議論するべき論点や意見を交換させることで抽出されたいくつかの論点や意見を、実際の経営戦略会議で経営層に提示するというもの。

「CoreMate」が導入されたことで、議論内容や視点の変化が確認され、意思決定の質の向上がみられたという。このことから、2026年4月にキリンビール、キリンビバレッジなどグループ事業会社の経営戦略会議においても導入を開始することとなった。

 今回のグループ事業会社への展開に向け、「CoreMate」を同一基盤で各社が共通利用できる標準アプリケーションとして再構築。生成AIを活用して要件定義から実装までを効率化するAI駆動開発により内製で開発された。また、今後は、「CoreMate」内の複数のAI人格同士が、経営戦略会議における議題を検討する「仮想会議」の導入などを予定しているという。