ニュース

AI生成楽曲を識別する「AI楽曲検知」機能を提供

生成・制作された楽曲が権利侵害にあたらないかを判別可能

AI楽曲検知

 シンクパワーは4月9日、ACRCloud(エーシーアールクラウド)の新機能「AI楽曲検知」の提供を開始した。

 ACRCloudでは、独自の音楽フィンガープリント(特徴量データ)技術を持ち、音楽を含む音声を聴かせるだけで曲名やアーティスト名を特定する楽曲認識サービスをグローバルに展開している。

 AI楽曲検知機能は、Webの管理画面から直接操作できるほか、APIでの利用も可能。「Suno」や「Udio」といった複数の音楽生成AIモデルで制作されたAI生成楽曲を、最先端の機械学習モデルで学習しており、スキャンしたデータがAIが生成した楽曲か、人間が制作した楽曲かを確率スコアとともに提示するほか、どのAIモデルで生成されたかも特定できる。また、楽曲全体の判定結果に加え、ボーカルと伴奏をわけた判定も行なえる。

 さらに、従来の楽曲認識技術と組み合わせて利用することも可能。既存の楽曲に類似している場合は、その楽曲がリストアップされるため、権利侵害リスクの低減にもつながる。

 これにより、音楽配信サービスやコンテンツプラットフォームが同機能を利用することで、AI生成楽曲の適切な識別と管理が可能になる。コンテンツの透明性向上や権利侵害防止を含むコンプライアンス対応に寄与するほか、AI生成楽曲へのタグ付けや集計・管理によって、楽曲トレンドの分析や研究もできるなど、幅広い用途での活用も期待される。