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Gemini 3.8 Flashと3.8 Flash Cyberリリース

Googleにおいて最も高性能なサイバーセキュリティモデル

 Googleは、「Gemini 3.8 Flash」と「Gemini 3.8 Flash Cyber」をリリースした。

 Gemini 3.8 Flashは同シリーズの主力モデルであり、ソフトウェアエンジニアリング、エージェントタスク、および専門分野における多段階推論において、Gemini 3.7 Flashから大幅な改善を実現。価格は、入力トークン100万個あたり0.75ドル、出力トークン100万個あたり3.75ドルとなっている。

 Gemini 3.8 Flash Cyberは、脆弱性検出と自動パッチ適用に最適な性能を持つ、同社において最も高性能なサイバーセキュリティモデル。スピードとコスト効率により迅速な反復開発を可能にし、複雑なサイバーセキュリティ環境において決定的な優位性をもたらすとされる。

 Googleでは既にGemini 3.8 Flash Cyberを使用し、Google全体でコードのセキュリティを確保しているという。Gemini 3.8 Flash Cyberは、新しいFairwindプログラムを通じ信頼できる政府機関や重要インフラ事業者、ソフトウェア保守担当者に優先アクセス権が提供されている。

 2つのモデルともベースは同じで、再帰的に評価・改良するように設計された長時間実行型のエージェントループにより、処理速度が向上している。この共通コアにおけるコーディングと推論能力の大幅な向上は、高度な要求が求められるサイバーセキュリティ分野における徹底的なトレーニングをはじめとする数々のイノベーションにより実現された。

 Gemini 3.8 FlashはVals Finance Agent V2やHarvey's Legal Agent Benchmarkなどのベンチマークにおいて優れた数値を記録しており、高度な分析とレポート作成が求められる定量的および専門的分野において、Gemini 3.7 Flashや他のモデルを凌駕する性能を発揮している。また、Gemini 3.8 FlashはHLE-Verifiedで54.9%のスコアを達成し、STEM、人文科学、専門分野にわたる多段階推論を処理できる能力を示している。

Gemini 3.8 Flashは、Gemini 3.7 Flashから大幅な性能向上を実現。高価格帯のモデルに匹敵する性能を発揮する

 Gemini 3.8 Flashは、複雑なタスクにおいてより綿密な処理を行ない、追加の推論ステップを実行したり、ツールを繰り返し呼び出し作業を行なうことが可能。特に処理負荷が高い状況ではパフォーマンスを最大化するため、モデルがより多くのトークンを使用することもある。一方で、計算効率が主な制約となるアプリケーションの場合、開発者はトークンのオーバーヘッドを最小限に抑えるために、より低いレベルの処理を利用するか、効率性を最優先にするワークロード向けにGemini 3.7 Flashを引き続き利用することも選択肢として存在する。