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NVIDIAとMicrosoft、AIエージェント時代のWindows PCを策定

Microsoftのイベントに登壇した、NVIDIAのジェンスン・フアン氏とMicrosoftのSatya Nadella CEO(左)

 NVIDIAとMicrosoftは共同開発を進めている、AIエージェントをWindows PC上で動作させるためのハードウェアとソフトウェアの概要を、サンフランシスコで開催されたイベント「Windows AI and Surface」で発表した。

 Microsoftは、AIエージェントの時代に向け設計されたWindowsのアップデートについて、Windowsをエージェント向けのセキュアなプラットフォームにするべく、OSの制御下で安全かつ継続的にバックグラウンド実行できるようにする、OSレベルのインフラ「Microsoft Execution Containers(MXC)」を一般に提供する。

 この基本機能をWindowsに組み込むことで、エージェントの保護、監視、管理を実現し、MXC、Microsoft Security、Agent 365により、Windows上のエージェントの潜在能力を最大限に引き出すとしている。

 また、WindowsがローカルAIを日常業務として使用できるようにすると同時に、新しいハードウェアがより高性能なモデルをPC上で直接実行するための環境を開発者に提供すると発表。Microsoftは、Surface Laptop UltraはNVIDIA RTX Sparkを中心に構築されているとし、最大128GBの統合メモリと最大1ペタフロップスのAIコンピューティング能力により、従来のマシンでは扱えないようなAIモデルも、Surface Laptop Ultra上で実行できるとしている。

 同イベントでは、GB300 Grace BlackwellクラスのAIインフラをWindowsで実現するデスクサイドAIスーパーコンピューター「NVIDIA DGX Station for Windows」がプレビュー公開された。これにより、フロンティアクラスのAIモデルをローカル実行することが可能になる。

 これまで、DGX StationはLinux上で動作していたが、NVIDIA DGX Station for Windowsでは、GB300 Grace Blackwell Ultra デスクトップスーパーチップを搭載し、最大1兆パラメーター規模のモデルのローカル実行に十分な、748GBのメモリと最大20ペタフロップスのFP4 AIコンピューティング能力を提供。既存のWindowsアプリケーションやインフラに直接接続する常時稼働のAIエージェントを構築、実行することが可能。Linux AIツールチェーンは、必要に応じてWSL経由で引き続き利用することも可能となっている。