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AI活用で業務を効率化、PFUが新型イメージスキャナー発売

 PFUは10月6日、業務用イメージスキャナー「fiシリーズ」のラインアップとして、フラットベッド付きモデル「RICOH fi-8700」「RICOH fi-8700S」、ADFスタンダードモデル「RICOH fi-8600」およびシンプルモデル「RICOH SP-2240」の4機種の販売を開始した。出荷は10月14日に開始する。

 RICOH fi-8700/fi-8700S/fi-8600は、ロングセラーモデル「fi-7700シリーズ」の後継機。従来機から価格を据え置きつつ、有線LAN接続の対応やカラーLCD搭載の操作パネルにより、設置・運用の柔軟性と操作性を向上した。A3フラットベッドモデルには、複数の原稿を個別に切り出せる「マルチクロップ」と、一定間隔で連続スキャンできる「タイマースキャン」の新機能を搭載している。

 RICOH SP-2240は、4万円(税抜)という導入しやすい価格帯ながらも、fiシリーズで培われた画像処理技術と読取品質を継承したA4対応のシンプルモデル。省スペース設計で毎分40枚/80面の読取性能と最大80枚の原稿搭載容量を備える。さらに「手差し・単送モード」により複写原稿や封筒、A3二つ折り原稿にも対応する。

fi-8700/fi-8700S/fi-8600の特徴

有線LAN対応と使いやすさの向上により設置・運用の自由度を拡大

 従来のUSB接続に加え、新たに有線LAN接続にも対応した。これにより、PCの設置場所に関わらず、離れた場所からの遠隔操作や1台のスキャナーを複数台のPCで共有するなどの柔軟な運用を可能にした。

 fi-8700/fi-8700Sは、ADFを180度回転でき、左右どちらからでも原稿をセット可能。設置環境や作業者に配慮した設計により、さまざまな現場で使用できる。また、新たに搭載されたカラーLCDパネルにより視認性が向上し、スキャン操作やエラー表示の確認をスムーズに行なえる。

原稿の仕分けや手作業を削減する新機能を搭載

 フラットベッドのガラス面に並べた複数の原稿を同時に読み取り、自動で個別データとして切り出せる「マルチクロップ」機能を新たに搭載した。医療現場での検査機器から出力される小型原稿や、BPO現場における一部が糊付けされた原稿など、ADFでの搬送が難しいサイズや形状の原稿をまとめて電子化できる。

 従来機でカバーを開けたまま原稿をスキャンできる「カバーオープンクロップ」機能に加え、あらかじめ設定した時間間隔で連続スキャンができる「タイマースキャン」機能を新たに搭載し、契約書のような冊子状の原稿やステープル留めされた原稿を複数ページ読み取る際に、カバーを開閉したりスキャンボタンを押したりする必要がなくなる。

高品質な画像から構造化データへ自動変換

定型スキャン業務におけるデータ保存・整理を効率化

 fi-8700シリーズおよびSP-2240は、キャプチャリングソフトウェア「PaperStream Capture」および「PaperStream ClickScan」が標準付属。PaperStream Captureでは、書類の電子化やファイル仕分け、バーコード認識など、定型業務におけるスキャンからデータ整理までを効率化する。PaperStream ClickScanでは、3ステップの簡単操作で、保存先やファイル名を都度選択しながらスキャンできる。

SP-2240

文字情報を高精度にデータ化しAI活用の可能性を拡大

 手書き文字を含むAI-OCRに対応した有償版ソフトウェア「PaperStream Capture Pro/Capture Pro Premium」や、クラウド型AI-OCRサービス「PaperStream AI」も利用可能。PaperStream AIは、フォーマットがバラバラな原稿でも、事前設定なしで高精度にデータ化。紙文書に埋もれていた情報を検索・分析可能な構造化データへ変換し、AIを活用した業務変革や意思決定の高度化をサポートする。