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OpenAI、PHPの重大脆弱性がGPT-5.6 Solにより発見されたと発表

問題のあるPHPを特定する「PHPバージョンチェッカー」を公開

 サイバーセキュリティ企業のCalifはGPT-5.6 Solを使用し、プログラミング言語「PHP」の脆弱性「PHP2Shell(CVE-2026-109618/CVE-2026-109619)」を発見・公表し、PHP開発チームより修正パッチが日本時間の10月21日23時にリリースされた。

 OpenAIは、6月からAIを用いてオープンソースソフトウェア(OSS)の脆弱性を早期に発見・修正し、サイバーセキュリティの防御力を高めるための国際的な取り組み「Patch the Planet」をスタート。この取り組みの一環として、GPT-5.6 Solを使い今回の重大な欠陥を特定したとしている。同時に、Wiz Researchも、独自に脆弱性を発見し報告している。

 OpenAIは、現在の最優先事項として修正パッチの適用を挙げている。運用担当者が脆弱性の可能性があるPHPバージョンを特定し、PHPや利用先の事業者のガイダンスと併せて必要な更新を判断できるよう、PHPバージョンチェッカーをCodexスキルとして公開した。

 今回の件についてOpenAIは、(OpenAIが知る限り)攻撃者より先にフロンティアAIが脆弱性を発見した点を指摘。その結果、セキュリティ事業者は、攻撃前に修正や防御策を準備できる防御側の猶予期間を得られたことが重要であるとし、今後もフロンティアAIによる脆弱性の発見を支援すると同時に、今回のようなアプローチの改善に向けた協力をお願いしている。また、より多くの防御側がこうした能力を活用できるよう、OpenAIは「Daybreak for Frontline Defendersを通じて、Daybreakの利用に10億ドルの助成を行なう」ことを表明している。